日本の税制度の歴史と発展:フリーランスのための基礎知識
日本の税制度は古代から現代まで、社会経済の変化とともに発展してきました。
フリーランスとして働くこと以前に、そして、そのフリーランスを支援すること以前に、僕ら経営者が避けては通れない、税の仕組みの初歩の初歩。
節税!節税!といいますが、そもそも税金て何?って聞かれると、あんまりピンとこないですよね。
ちゃんとその成り立ちや正体を知らずして闘いようがないので調べてみました。
日本における税の起源
日本における税の歴史は非常に古く、3世紀頃の邪馬台国まで遡ります。
中国の歴史書「魏志倭人伝」によれば、卑弥呼が統治する邪馬台国ではすでに税が納められていたとされています。
しかし、日本で統一的な税制が初めて確立したのは701年の「大宝律令」まで待たなければなりませんでした。
古代の租税制度
大化の改新(645年)以降、日本では本格的な税制度が整備されました。
この時代の税制は、中国の唐にならったもので、主に次の三種類から構成されていました:
租(そ):収穫した稲の3〜5%を納める税
庸(よう):都での10日間の労働、または布を納める税
調(ちょう):絹や海産物など地方の特産品を納める税
江戸時代から明治への転換
安土桃山時代には、豊臣秀吉による太閤検地が実施され、全国規模の統一税制が確立しました。
当時の税率は収穫の3分の2という厳しいものでした。
江戸時代には「死なぬように、生きぬように」という考えのもと、年貢として収穫の約半分が徴収されていました。
近代税制の確立
明治時代の税制改革
明治時代に入ると、1873年に地租改正が実施され、土地(地価)の3%に課税する制度が始まります。
これにより、年貢制度から近代的な税制への移行が行われました。
また、明治20(1887)年には所得税が導入。
当初は年間所得金額300円以上の人のみを対象としており、納税者は当時の人口の0.3%しかいなかったため「名誉税」と呼ばれていました。
(これには大変驚かされました。皆さん知ってました?笑)
戦後の税制改革
第二次世界大戦後、日本国憲法において納税が三大義務の一つとして定められました。
昭和22(1947)年には申告納税制度が確立され、現在のフリーランスの方々にも関わる自己申告による納税の仕組みが始まりました。
現代の税制
平成元(1989)年には消費税が3%で導入され、その後段階的に引き上げられて令和元(2019)年10月からは10%(軽減税率対象品目は8%)となっています。
昭和62・63年にかけての抜本的税制改革では、高齢化や国際化などの経済社会の構造変化に合わせ、所得・消費・資産等の間でバランスのとれた税体系の構築が目指されました。
フリーランスと税制の関係
現代のフリーランスの方々にとって重要なのは、明治時代に始まった所得税と戦後確立された申告納税制度です。
収入を自ら申告し、適切に納税することは、フリーランスとして活動する上での基本的な責務となっています。
日本の税制度は1300年以上の歴史を経て形成されてきました。
この長い歴史の中で、物納から金納へ、領主による徴収から自己申告制へと変化してきた税制度の理解は、フリーランスの方々が今日の納税義務を果たす上での基盤となると思います。
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各種SNSで非常に確定申告絡みの相談が多かったので、ちょっとこれまでの経営経験を踏まえて、記事を執筆していこうと思います。
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筆者:Lucent
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