こころの専門家が教える:知らなかった自分の得意なことを見つける3つの方法【小学生教育】
みなさんは自分の「本当の得意なこと」を知っていますか?
実は、わたしたちはとても上手にできることなのに、それが「得意なこと」だと気づいていないことがたくさんあります。
なぜなら、それはとても簡単にできるので「ふつうのこと」だと思っているからです。
でも、あなたにとって簡単なことが、他の人には難しいことかもしれませんね。
今日は、こころの専門家の僕が、あなたの知らない得意なことを見つける楽しい方法を3つ教えます。
お父さんお母さんに読んでもらってね。
《 本記事は約5400文字です。8分ほどで読めます。 》
本記事をFAQ形式でサクッと解説
Q1: 「知らない得意なこと」って何?
自分では当たり前だと思っているけれど、実は他の人には難しい特別な能力のこと。自然にできるため、自分では才能だと気づいていません。
Q2: どう見つける?
方法1:成功した思い出調べ隊
方法2:友だちインタビュー大作戦
方法3:楽しさ探検日記
Q3: どう活かす?
・学校:適した係や委員会活動を選ぶ
・友だち:お互いの得意を活かして協力する
・将来:得意を活かせるお仕事を考えてみる
知らない得意なことって何?
みなさんは、友だちから「〇〇さんはこれが得意だよね!」と言われて「えっ、そうなの?」と驚いたことはありませんか?
例えば、太郎くんはクラスで困っている友だちがいると、すぐに気づいて助けに行きます。太郎くんにとってはこれは「当たり前のこと」ですが、実はこれは「人の気持ちを読み取る才能」なのです。
太郎くんは自分ではそれに気づいていません。これが「知らない得意なこと」です。
わたしたちが自分の得意なことに気づかない理由は、「できて当たり前」と思っているからです。
でも、あなたの「当たり前」は、実はすごい才能かもしれないのです。
得意なことを見つける3つの楽しい方法
方法1:成功した思い出調べ隊
この方法では、あなたがうまくいった出来事を思い出して、その中から得意なことを探します。
【やり方】
ノートを用意して、学校やお家で「うまくいった!」と思う出来事を3つ書きます
それぞれについて、どんな風にうまくいったのかを、お話のように詳しく書きます
「なんとなく」「自然に」「考えなくても」できた部分に赤ペンで丸をつけます
3つの出来事に共通する丸つき部分を探します
【例】
花子さんがこの方法をやってみたら、「クラスの劇の配役を決めるとき」「グループ学習でみんなの意見をまとめるとき」「遠足の計画を立てるとき」のすべてで「みんなの良いところを見つけて役割を決めていた」ことに気づきました。
花子さんは「人の良いところを見つける才能」を持っていたのです!
方法2:友だちインタビュー大作戦
自分では気づかない得意なことは、まわりの人が教えてくれることがあります。
【やり方】
5人の人(お友だち、家族、先生など)に次の質問をします:
「私のどんなところが役に立つと思う?」
「私のどんな行動が印象に残っている?」
「私のすごいところはどこだと思う?」
みんなの答えで似ているところを探します。たくさんの人が同じことを言っていたら、それはあなたの特別な得意なことかもしれません!
【例】
大介くんがこの方法をやってみたら、みんなから「説明がわかりやすい」「難しいことをかんたんに教えてくれる」と言われました。
大介くんは、自分が「わかりやすく説明する才能」を持っていることに初めて気づいたのです。
方法3:楽しさ探検日記
あなたはどんなことをしているときに楽しくて時間を忘れますか?
そこに得意なことが隠れているかもしれません。
【やり方】
1週間、毎日次のことを書く日記をつけます:
今日、どんなことをしているときに楽しかったか
どんなことをしているときに時間が早く過ぎたか
どんなことをしているときにつかれたか
1週間後、楽しくて時間を忘れたことをチェックします。そこにあなたの得意なことが隠れています!
【例】
翔太くんは1週間記録したら、「図書委員の本の整理」「理科の実験道具の準備」「弟の宿題を手伝うとき」がとても楽しいことに気づきました。
翔太くんは「物事を順序立てて整理する才能」を持っていたのです。
見つけた得意なことを活かす方法
学校や家庭で活かす方法
得意なことがわかったら、それを活かせる場面を探してみましょう。
【例】
「人の気持ちを読み取る才能」がある太郎くんは、学級委員になって、クラスのみんなの気持ちをつなぐ役割をしています。
「人の良いところを見つける才能」がある花子さんは、グループ活動のときにみんなの役割を決める係になっています。
「わかりやすく説明する才能」がある大介くんは、勉強を教えあう時間に先生の助手として活躍しています。
得意なことを活かせる係や委員会、趣味やクラブ活動を選ぶと、もっと楽しく過ごせますよ。
友だちとの才能交換
あなたの得意なことと、友だちの得意なことを交換して助け合うと、みんなが幸せになれます。
【例】
翔太くんは「物事を整理する才能」があり、美咲さんは「絵を描く才能」があります。二人は文化祭の準備で、翔太くんが作業の手順を整理し、美咲さんがポスターを描くことで、すばらしい出し物ができました。
将来の夢につなげる方法
見つけた得意なことは、将来の仕事選びにも役立ちます。
【例】
人の気持ちがわかる太郎くんは、将来カウンセラーか先生になりたいと思っています。
人の良いところを見つける花子さんは、人事の仕事に興味を持っています。
わかりやすく説明できる大介くんは、先生やアナウンサーになりたいと思っています。
物事を整理できる翔太くんは、プログラマーやエンジニアに興味があります。
まとめ:あなたの中の宝物を見つけよう
科学者の研究によると、自分の得意なことを知って活かしている子どもは、そうでない子どもより3倍も楽しく学校生活を送っていることがわかっています。
みなさんの中には、まだ気づいていない素晴らしい得意なことがたくさん眠っています。それは宝物のようなものです。
この記事で紹介した3つの方法で、ぜひその宝物を見つけてください。
一番大切なことは、「これって当たり前じゃないの?」と思うことこそ、あなただけの特別な才能かもしれないということ。
自分の得意なことを見つけて、それを活かして、もっと楽しく、もっとすてきな毎日を過ごしましょう!
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筆者:Lucent
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