心の奥で続いていくもの~大切な家族(ペット)への想い~
朝の光が
まだ世界を揺らす前に
ひとつの花がひらいた
名も告げず
ただ静かに
遠い気配を映している
小さな影が近づき
花の前で立ち止まる
その瞳は
言葉より深い場所を知っていて
触れられない温度を
そっと見つめていた
季節は巡り
時は静かに形を
変えるけれど
ふいに肩へ落ちる
やわらかな気配がある
呼びかけではなく
記憶でもなく
ただ寄り添うもの
夢の中で
淡い光が近づいてきた
声はないのに
確かに微笑んでいて
その一瞬だけで
胸の奥の寂しさが
静かにほどけていく
今日という日を迎えるたび
思い出は新しい息を宿す
席をひとつ空けておくと
風がそこを通り抜け
戻ってきた誰かの気配を
そっと運んでくる
花のそばで目を閉じる
見えなくても
触れられなくても
大切なものは
いつも同じ場所にいて
静かに
深く
心の奥で続いていく
本詩は 大切なNoterさんの想いに触れた時
胸にそっと生まれたコトバを 紡いだものです
(コメントはご遠慮頂きたく、宜しくお願い致します)
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