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ready_pika2629
🐾 ワン🐶とニャン🐱の余白帳
〜言葉にならないところにあるもの〜
犬の心には余白が少ない
嬉しい気持ちがあれば
胸の奥いっぱいに光が広がって
「だいすき」と全身で伝えようとする
その素直さがあたたかくて
余白がなくても
まっすぐな気持ちが
家の空気を明るくする
ママが少し疲れている日は
犬はその気配をまっすぐ受け取って
そっと寄り添いながら
「ここにいるよ」と体温で伝える
犬の余白は小さいけれど
その小さな余白に
まっすぐな優しさが
ぎゅっと詰まっている
猫の心には広い余白がある
「別に気にしてないけど」
と静かに歩きながら
言葉にならない気持ちを
胸の奥の静かな場所に
そっと置いていく
その余白は深くて
影のように
やわらかく広がっていく
ママが落ち込んでいる日は
猫はその余白を使って
静かに距離を調整する
近すぎず
遠すぎず
ちょうどいい場所に座って
気づかれないように寄り添う
猫の余白は
静かな優しさのためにある
犬は言う
「余白ってね気持ちをそのまま伝える場所なんだ」
猫は答える
「余白はね言葉にならない気持ちがそっと息をするところなのよ」
犬は余白を “光のすきま” として使い
猫は余白を “影のひろがり” として抱く
違う余白を持ちながら
同じ屋根の下で
ふたりはママの心を
そっと包んでいる
そして人は気づく
犬の余白は
まっすぐな温度でできていて
猫の余白は
静かな深呼吸でできていることを
余白という心の空間は
暮らしの中に
そっとやわらかな静けさを残していく
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