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猫の落書きをしながら考える

我が家があるのは、大規模住宅地の中。
何故か地域ネコという名の野良猫密集地だ。
彼らには厳しい掟があるらしく、きちんとした縄張りがある。
我が家担当は三毛猫のメス。三毛子ちゃん。
庭を耕して種を蒔けば、翌日には肉球跡というゲソコンをたくさん残して去って行く。

目がショボショボ、メインクーン?

心地よい風が吹いていると思えば、マイカーの屋根の上で香箱を組み、華麗な爪痕を刻んで行く。
夫が惚れ込んで買った限定色の「ブリティッシュレーシンググリーンパール」という英国式キラキラ☆を全部投入したような名の綠色の車には細かい傷がたくさん付き、ネコちゃんワンちゃん大好きの夫も激オコである。

ミルワームじゃないのよ

ガーデンバリア(猫の嫌がる周波数の音を出す機械)を何個買ったことか。全く効き目が無い。

お陰で、我が家は種を蒔いたら、割り箸を5cm間隔で土に刺し、近所の人から「それ、何かのおまじないなの?」と言われ、
車カバーを掛けたまま雨に降られ、車カバーを外すのが面倒なので、雨の日なのに、車が使えない。

でも、三毛子ちゃんは、私達がキッチンでドタバタガチャガチャ料理をしているのに、キッチンの窓の下の雨水枡の蓋の上で安心しきって丸くなっている。
窓から覗いても、「ナンデスカ?」と言わんばかりに、微かに顔を上げるだけで逃げたりはしない。

秋に薔薇の木に猫が花咲く

ある時は、抜いた雑草を入れるプラスチック製のザルの中に、みっちりと入っていた。
本人は四方が囲まれて安心なのだろうが、透け透けである。
江國香織風に言うと、入るのに適切でも安心でもありません。
その時の写真があるはずなのだが、検索しても出て来ない。
出て来たのが、トゲトゲの薔薇鉢の中に無理矢理入っている上の写真である。
断じて猫は飼っていないのだが、三毛子ちゃんは、殆んど我が家の庭の何処かにいる。
薔薇が多いので、決して居心地が良いとは思えないのだが、何故か居着いている。

これは三毛子ちゃんを飼いなさい、という猫神様からのメッセージなのだろうか?
三毛猫は縁起が良い、と聞く。
今、調べたら、毛色の白が福を招き、茶色(オレンジ色)が無病息災、黒が厄除け、だそうだ。
いわゆる招き猫のモデルだそうである。

その下に書いてある情報を見て驚いた。
三毛猫のオスの希少性とやらである。数万匹に一匹だと言う。

三毛子ちゃんのパパ猫はヤクザ顔の三毛猫なのである。

彼はここいらでは、顔の利くボス猫らしいのだが、いかんせん不細工である。
だが、数万匹に一匹の雄猫様である。
猫も見かけに依らないものである。

風に吹かれて知らない町を旅してみたい♪

今日もチュールで手なづけたい欲望を押さえて、地域猫を見守る一日なのであった。



原紫苑(ハルシオン)でした。🐦💕

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