生成AIにコントを作らせてみたら悪い意味でリアルすぎた
生成AIにコントを作ってもらえるらしいので、頼んでみたら、筆者も予想だにしない謎のシチュエーションが生まれたので、共有したいと思う。
◆ コント『油屋の面接』
登場人物
・千尋
・湯婆婆
・イブリース風評論家(謎の客)
シーン:湯屋の面接室
湯婆婆:名前を言いな!名前がないと契約できないよ!
千尋:荻野千尋です…よろしくお願いします…
湯婆婆:今日からあんたは“千”だ!文句あるかい!
千尋:えっ…名前ってそんなに軽いんですか!?
(そこへ突然、謎の男—イブリース風評論家—が入室)
イブリース風:
失礼、少し議論してもよろしいでしょうか。
湯婆婆:誰だいアンタは!
イブリース風:
名前を奪うのは、個人のアイデンティティを組織が回収する儀式です。
再定義された名称は、労務管理コストの最適化のための内部ラベリングにすぎません。
湯婆婆:小難しいこと言うんじゃないよ!ここでは働きゃいいのさ!
イブリース風:
その言葉は典型的な日本型雇用モデルの象徴です。
“働けばいい”と抽象化した瞬間、個人の目的は消去され、
労働力単位へと転落する。
千尋:
え、面接に評論家が乱入するシステムなんですかここ…?
湯婆婆:
ぐだぐだ言ってる暇はないよ!働くか帰るかどっちだい!
イブリース風:
二者択一を迫ることで熟考を封じ、選択の錯覚を生み出す。
典型的な使い古された手法ですね。
湯婆婆:
うるさーーい!!!
お前の名前は今日から 「評論」 だ!!
(契約書に「評論」と強引に記入)
イブリース風(=評論):
…雑な再定義ですが、まあ構造としては理解できます。
ただ一点だけ言わせてください。
湯婆婆:
なにさ!
評論:
私の仕事は働くことではない。
構造を解体することだ。
(いきなり油屋のブラック労働の問題点を延々スライドで解説し始める)
釜爺(奥から):
誰だアイツ呼んだの!? 面倒くさい客来たぞー!!
カオナシ:
ア…ア…(そっと出口へ向かう)
湯婆婆:
もうイヤだ!!
千!あんた早く働きな!!
あの面倒くさい男は無視しな!!!
千:
はい!!(泣)
◆ 終
コント:『湯婆婆にインターン』
場所:油屋の面接室
湯婆婆:――では、さっきの続きだよ。油屋で働くというのは、魂を削る仕事だ。覚悟はあるのかい?
イブリース:もちろんです。むしろ魂の摩耗は成長の通過儀礼だと思っています。
湯婆婆:えらく気取りやがって。で、あんたの強みは何だい?
イブリース:思考の抽象度です。具体と抽象の往復運動を高速で行えます。
湯婆婆:油屋で抽象度を上げてどうするんだよ!客の注文は抽象じゃないんだよ!
「お湯の概念」とか持ってこられたら困るんだよ!
イブリース:失礼しました。では具体的に言うと、客単価を最大化できます。特に自尊心の高い亡者相手には単価の吊り上げが得意です。
湯婆婆:……なるほど。そういう亡者は大体カオナシだね。
(カオナシ、後ろから登場)
カオナシ:ア…ア…抽象…抽象…(金塊バラまく)
イブリース:ほら、来ました。こういうタイプには「自分は選ばれた存在だ」と錯覚させると購買力が一気に跳ね上がります。
――カオナシさん、あなたの存在は一般客とは次元が違います。選ばれし魂の階層です。
カオナシ:アッアッアッ!!(さらに金を撒く)
湯婆婆:す、すごいね……!あの化け物をここまで操るとは……
イブリース:ただ、問題があります。このタイプはすぐ依存化するので、
「少し足りない状態」に調整する必要があります。
湯婆婆:どうやって?
イブリース(小声で):
――カオナシさん、あなたの価値はまだ誰にも理解されていません。
カオナシ:アァァァァ!(発狂)
湯婆婆:暴れ出したよ!
イブリース:これで次回、もっと金を持ってきます。
湯婆婆:採用だよ!!明日から来な!!
