★日本精化(銘柄を知る・決算もふまえ㊲)
(2025.8.3)
*私が企業を調べるのに、アウトプットのためにやっているものであり、
必ずしも保有銘柄というわけではないですし、薦める意図は全くありません。調べてるだけです。また一生懸命調べてはおりますが、間違っている箇所もあるかもしれません。ご指摘いただけると嬉しいです。
・決算カルテ(7月30日16時30)
進捗は少しいいものの、通期のコンセンサスは下回る。




・決算短信(7月30日16時30)



2026年第1四半期:売上高-1.7%・営業利益:+24.4%
四半期純利益:+27% 減収増益。
2026年通期:売上高-2.8%・営業利益+9.2% 当期純利益:+16%
通期も減収増益。
配当は26年 94円。 2780円の1日株価終値で計算したら、
配当利回り3.38%ほど。

化学セクターはどこの企業も「選択と集中」をしているところ。
機能性製品セグメントのトレーディング分野において中経どおり、2025年3月期をもって商事子会社のうち1社がグループより離脱。
それで売上が大幅に減少。
一方ビューティケアやヘルスケア分野が販売増。トレーディング分野を除く機能性製品セグメントにうちえは販売増と採算性の改善もあり。






◎株価反応(7月30日16時半なので31日の反応)
初期反応は、上がって上ヒゲなって、日足の25日線まではいかないが、2624円まで下がって、その後は株価戻って、決算前と同等ぐらいまで。(+0.3%)
そして翌日の8月1日は上ヒゲを食う位置まで上がって、結局上がった。(+1.3%)
特に内容は進捗普段よりちょっといいかもしれないが、増配であるわけではないし、上がるようにも特に思わなかったんだけども、結局上げた。
中身を見ると順調に進んでるという感じだから少し上げたのかな?


・決算発表後のニュース

精密化学品メーカー・有機合成化学・高分子化学・油脂化学・界面化学・皮膚科学技術を基盤に機能性製品(ビューティケア・化粧品原料・ヘルスケア・ファインケミカル)、環境衛生製品の製造販売。主力製品はエステル化技術による化粧用昨日原料、医薬用リン脂質、脂肪酸網戸など。
ペロプスカイト太陽電池銘柄でもある(次世代太陽電池の素材開発)
2021年米ギリアドサイエンシズ社とのアライアンスによる新工場建設。
これを見ると化粧品に力入れてる。
(指標面)
PER倍 15.8△〇 PBR 1.29倍 △
自己資本比率 80.5% 〇
ROE 8.16% △ (ROA6.49・ROIC7.07%)
流動比率 434.3% 〇
有利子負債比率2.3% 〇
配当利回り 3.32% △〇(個人的には3.5%以上を〇とする)
配当性向 43% 〇
自己資本比率と流動比率が高いのと有利子負債比率低いのいい。
リン脂質といえば、日本精化!
減配全然してない。DOE4.3%目標・総還元性向平均50%以上
(2026年)
2030年にはDOE5.0%目標。
・中期経営計画説明資料(5月16日)





ビューティケア、海外売上高比率増えてきた。次期中期期間中に海外売上比率50%を超える計画。










2026年DOE4.3%目標・総還元性向平均50%以上・政策保有株式比率17%以下。2030年DOE5.0%目標・政策保有株式比率10以下。

☆日足チャート

☆週足チャート

☆月足チャート

・連結業績推移
じりじり売上高伸びている。それ以上に営業利益が伸びている。
赤字なった年はない。




ビューティケアとヘルスケア分野での販売増加に加え、採算性の改善が挙げられます。原材料費や販売費の効率化、為替プラス影響などが利益率向上に寄与した可能性。

ビューティケアやヘルスケアの高利益率製品の販売増加、採算性の改善。
新プラントの減価償却費影響の一巡、環境衛生製品の回復および為替プラスの影響。

・キャッシュフロー
過去よりどんどん現金・現金等価物が溜まってきてる。

・貸借対照表


・設備投資・減価償却費・研究開発費
2022年以降設備投資増やしている。








・有利子負債



・セグメント構成
機能性製品79.5%・環境衛生製品19.5%

ビューティ・ヘルスケア・ファインケミカル・トレーディングが機能性製品。

・海外売上高構成
日本69.7%・海外30.4%

・年間配当推移
8期連続増配。〇 配当増えてるの嬉しい。

・株主還元
このところ自己株式取得も増えてきている。


☆過去平均PERより
過去2年平均中央より少し低い。5年中央ぐらい。

☆過去平均PBRより
過去2年平均中央より少し高い・5年も上より。

☆配当利回りより
2025年5月22日 4.47%

☆BPSとEPSからの割安確認
EPS179 BPS2181(25.3) 1790+2181=3971 ÷株価2830
=1.40 現状【普通】 割高水準4011円 割安水準1985。
【四季報】

脂肪酸誘導体で高シェア、化粧品・医薬品原料が成長。環境衛生製品も。
中国に生産子会社。機能性製品80と環境衛生製品20(25.3)




【大幅増配】商事子会社1社が連結除外。化粧品原料が海外中心に好調。(まだ海外の割合は30%ほど)医薬品用リン脂質や環境衛生製品も順調増。
ファインケミカルの在庫調整一巡。開発費増こなし、営業増益。配当方針見直し。大幅増配。
【中計修正】設備投資額を増額。兵庫・高砂工場増設計計画を見直し、化粧品用機能性油剤プラントを86億円かけ29年稼働予定で建設。
配当方針もDOE4.3%以上に。


☆同業他社比較(マネックス銘柄スカウターによる)
化学>各種化成品
↓出てきたけど日本精化は化粧品とか医薬原料よりになってくるからちょっと違う気もする。

ちょっと違う気もしたのでGrokでも聞いてみる。
☆同業他社比較(Grokよる)













これを比較してても日油が一番近い。
だけど、日油が爆薬やDDS(薬物送達システム)に強く、電子材料や機能性樹脂に注力。日本精化はラノリンやリン脂質に独自性があり、新たな分野としてペロプスカイト電池素材に進出しつつ、でもあり、違いが出てる。

PBRや配当利回り見ると日本精化の方が良さげ。ただ内容が似てるけど違う。
・あとがき
決算の印象としては順調という感じ。めちゃくちゃ決算が良かったまではいかないけど、売上減は2025年3月期をもって商事子会社のうち1社がグループより離脱したことによるものだし、一方で利益は高付加である化粧品原料が好調で医薬品用リン脂質や環境衛生製品も順調増。
化粧品用機能性油剤プラント29年稼働予定で建設中なのも伸びてる中でいいと思う。
投資家としては、減配全然しておらず、DOE4.3%目標・総還元性向平均50%以上(2026年)・2030年にはDOE5.0%目標は嬉しいことで下がってきたときの株価耐性にもつながると思う。
ただ今は配当利回り3.5%もきってきてしまっているので、追加するにはもうちょっと待ちたいところ。(2600円辺りだけど、高配当銘柄も多いから、そこでは買いたくないなぁ。もっと下がらないと)
BPSとEPSによる割安確認でも現状は【普通】の水準になってきているので今はイーブンな感じ。割安水準から考えると2000円ぐらいまで待ちたいけど、なかなか来ないかなぁ。まぁ気長に。
今日も朝、家族起きてくる前に記事仕上げれて良かった。
今日も良い1日で。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。(-m-)。

