身長伸びた?ピラティスで見つけた「身体の伸びしろ」と「心の整え方」
今日は、定期健康診断に行ってきた。
結果を見て思わずニヤッとしてしまったのは、身長が去年より5ミリ伸びていたことだ。
おそらく、ピラティスで背骨が整ったおかげで元に戻ったのだろう。
7月から始めて4カ月。コツコツ続けるうちに、ようやく基本の動きや名称も自然に体に馴染んできた。
昨日は、新しく加入したインストラクターの初レッスンだった。
とても若く見えて、20代かな?と勝手に推測したけれど、実際は30代かもしれない。生徒とのおしゃべりはなくて、淡々とレッスンを進めるタイプ。
レッスンが始まると、まず体のチェックが入念に行われ、そのあと軽くジャンプして体をほぐす動きがあった。いつもはしないウォームアップだ。
さらに、呼吸に合わせた動きがこれまでと逆で、思わず頭が混乱する。スプリングも弱めで、テンポも違う。
新しいインストラクターのリズムに、私以外の生徒も少し戸惑っていた。
そこで、「いつもと呼吸が逆ですね」と生徒のひとりが優しくつぶやくと、先生はメモを見て訂正後に笑って「ま、それぞれの個性ですかね」と答えた。
その軽やかな一言に、「なんか、いいな」と思った。
自由でいい、けれど「適当でいい」わけではない。実際、彼女は生徒の動きを丁寧に見ていて、真剣に姿勢のズレを細かく調整してくれた。
ただ、動きを正しく教えるというのは本当に難しい。血のつながった家族に教えるのも難しいのに、他人に伝えるとなると、なおさらだ。
相手の理解度や性格を知った上で、体のクセを観察しながら、その人に合う言葉で導いていく。
こんな時こそ、傾聴力。普段のコミュニケーションがやっぱり大事だよなと思った。
ふと、ピラティスも人生も似ているなと思った。
呼吸と姿勢を整えながら、相手を尊重し、自分も柔らかくあること。完璧じゃなくてもいいけど、誠実であること。
若いインストラクターも、私たちも、学ぶ途中にいる。その未完成さこそが、これからの伸びしろで少しずつ整っていくことだろう。
普段、生徒とたくさん会話をして的確に指導してくれる、ベテランインストラクターのありがたみが身に染みて、スタジオを出るころには戸惑いがすっかり消えていた。
背骨がすっと伸びて、インナーマッスルと心まで整った。
ピラティスは、体だけでなく、自分の内側もポジティブに整えてくれる。
きっと、「教える」ことも「学ぶ」ことも、自分を知って整える時間なのかもしれないと思ったのだった。
