草原のきかん坊【ノビタキ】
ノビタキは夏に繁殖の為に渡ってくる小鳥で、スズメ目ヒタキ科で長らくツグミの仲間とされていたようですが、最近ノビタキはノビタキとなったようです。英名を調べるとAfrican stonechatとSiberian stonechatと2種類出てくるので何事かと調べると今まで一般的にノビタキの亜種とされていたのがそれぞれ別種と揉めているところのようです。日本のノビタキは似てはいますが、どちらも何となく違います。ドチラなんでしょう?
因みに大きさは13センチとスズメより小さめ。

ノビタキのオスの冬毛は全体的に茶色なのですが、上の先端の茶色の部分を削ぎ落として地毛の真っ黒な頭になるそう。お腹もオレンジ色ですが、



喉元を残して白くなっていきます。ここの色変わりは気づいていなかったかもです。
図鑑では湿地の鳥の印象かもですが、北海道では何の変哲もないあまり大きな木の無い草地なら何処にでもいて、河川敷を散歩するだけで沢山のノビタキに会えます。



画像のように少し高めの草に止まりますが、草の中に潜航することはなく、逃げていくところなど目で追いやすいので探しやすいです。
囀りは非常に軽やかでのんびりとした草原によく合います。なんと夜も盛んに鳴きますから、居るか居ないかの確認だけなら夜でも探せますね。
一方で地鳴きは如何にもヒタキというジャッジャッという声で、連続するとちょっと攻撃的です。
攻撃的というと、繁殖期に無造作に巣に近づくとホバリングで威嚇してきます。最初のころは面白くてさらに近づいたりしていましたが、ノビタキの巣は足元にありますから、間違ったら踏んづけてしまいます。すぐにさがりましょう。近づくものなら、あの小ささでも翼長1.5メートルにもなるトビにすら攻撃するファイターです。
オスが夏毛で目立つ…かはともかく、メスは全体的にに茶色で地味です。


世界のノビタキ?を見るとオスの模様は似ているのだけど、メスはちょっと違いが見られます。派手さはないけど、ちょっと面白いです。



シュッと立っている姿は凛々しいです。結構強そうにも見えますね。越冬地での生活も知りたくて調べましたが、かなり大きな範囲に分布する普通の鳥なので、日本にその様子を知らせてくれる人や機関は少なそうです。ジョウビタキのように縄張り争いでオスもメスもバチバチしてそうじゃないですか?
そろそろノビタキシーズンも終わりを迎えそうですが、ノビタキは結構寒くなるまで残っている印象です。草の空き地の横を歩いていたら、急に飛び立たれたりして驚かされます。
あ、脅かしているのはコッチか(笑)

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