現場を舐め過ぎている過酷な24時間勤務!疲弊する警察官たち…[74]
あなたは「警察官」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。
正義の味方。頼れる存在。地域を守るヒーロー。
だが、その「ヒーロー」たちが、今この瞬間も誰にも知られず、声も上げられずに、静かに消耗し続けているとしたら——あなたはどう感じるだろうか。
今回は、多くの人が知らない警察官の「交番勤務」の実態を、包み隠さずお伝えしたい。読んで驚くかもしれない。怒りを覚えるかもしれない。それでいい。知ることが、最初の一歩だから。
1.「24時間勤務」なのに、16時間しか働いていないことにされている
まず、この一点だけで多くの人は絶句するはずだ。
警察官の交番勤務は、午前9時から翌朝9時までの、丸24時間にわたる。これは紛れもない事実だ。しかし信じられないことに、公式にカウントされる勤務時間はたったの16時間。
残りの8時間はどこへ消えたのか?
答えは「休憩4時間+仮眠4時間」。この8時間は「勤務していない時間」として処理される。つまり、存在しなかったことにされるのだ。
だが待ってほしい。本当に「休めている」のか?
2. 仮眠中に110番が鳴る。それでも「ノーカウント」
深夜0時。ようやく仮眠の時間が来た。疲弊しきった体を横たえ、目を閉じる——
ピリリリリッ。110番です。
跳び起きる。着替える。現場へ向かう。対応する。報告書を書く。
気づけば仮眠時間は終わっている。
それでもこの時間は「勤務していない時間」だ。手当は1円もつかない。
これは特別な日の話ではない。毎回、当たり前のように起きていることだ。
さらに理不尽な話がある。「早寝」(23時〜翌3時)と「遅寝」(3時〜7時)という仮眠シフトが制度上は存在しているが、現場ではほぼ機能していない。結局、仮眠時間すら保障されない。眠れない仮眠時間。これが日本の警察の現実だ。
3. 翌朝9時を過ぎても帰れない。残業手当?そんなものはない
交番勤務は翌朝9時で終わりのはずだ。しかし現実は違う。
9時前に事件が入れば、9時を過ぎても対応しなければならない。
現場検証、聞き取り、書類作成——気づけば昼を回っていることも珍しくない。
では残業手当はつくのか?
つかない。
サービス残業。自己犠牲。美しい言葉で言えば「使命感」かもしれない。しかし現実を直視すれば、それは組織による搾取だ。誰もそう言わないだけで、本質はそういうことだ。
4. 月10回の24時間勤務でも、公務員の勤務日数が「足りない」
少し計算してみよう。
16時間勤務×月10回=160時間。これだけでは公務員に定められた勤務時間に届かない。そこで登場するのが「日勤」だ。月に2回ほど、8時間の通常勤務が追加される。
この日勤の日に有給を取れば良いのでは、と思うかもしれない。
取れない。
いや、正確に言うと、「取れる」のだ。だがそれはこの日勤の日に消化するしかない。本来休める日に有給を当てて消化する——つまり有給が実質的に機能していない。
なぜ休めないのか。答えはシンプルだ。交番は人員が極端に少ない。1人欠けるだけで業務が崩壊する構造になっているから。
休めない。有給は取れない。仮眠は保障されない。残業代はつかない。
これが、地域を守る警察官の日常だ。
5.「優秀な人間は交番を卒業する」という残酷な現実
組織の中で評価された人間は、やがて交番を離れ内勤へと異動していく。
そしてこうなる——交番を出た人間は、交番のことなどどうでもよくなる。
内勤から見た交番勤務員は何か。はっきり言おう。下僕だ。
「現場はしんどくて当然」「耐えればいい」「それが仕事だろう」——そういう空気が組織の中に漂っている。どこか見下している。改善しようという気概はない。
問題意識を持った上層部が動かない限り、この構造は永遠に変わらない。
そして上層部はなぜ動かないのか。彼らはもう、交番の痛みを忘れているからだ。
6.「こういうもの」という思い込みが、最大の牢獄だ
長年この環境に身を置いていると、人は不思議なことを言い始める。
「警察官なんだから当たり前だ」 「みんな耐えているんだから自分も耐えなきゃ」 「組織は変わらない」
これが最も危険な思考だ。
当たり前じゃない。みんなが耐えているからといって、正しいわけじゃない。組織は変えられる。
「耐える美学」「我慢の美徳」——日本社会が大好きなこの価値観が、搾取の構造を永続させている。耐え忍ぶことを美しいとする文化が、声を上げることを「裏切り」のように感じさせる。
しかし問いたい。一生、家畜でいいのか?
7. 声を上げることは、裏切りじゃない
今この記事を読んでいる現役警察官の方がいるなら、ぜひ聞いてほしい。
あなたが感じている「おかしい」という感覚は、正しい。
思考停止するな。組織にコントロールされるな。自分の頭で考えろ。
無難に生きることが美徳だと教え込まれてきたかもしれない。波風を立てないことが処世術だと学んできたかもしれない。
だが、無難さは現状維持の道具でしかない。
声を上げることを恐れるな。おかしいと思ったことをおかしいと言え。それが組織を、社会を、少しずつでも変えていく唯一の力だ。
8. そして、私たち「市民」にできること
一般市民である私たちも、無関係ではない。
警察官の過酷な労働環境は、回り回って市民の安全に直結している。
疲弊した警察官が適切な判断を下せるか?追い詰められた人間が最善のパフォーマンスを発揮できるか?
答えは明らかだ。
この問題を「警察の内輪の話」として片付けてはいけない。これは社会全体の問題だ。
知ること。話すこと。声を上げること。それが変化の始まりだ。
あなたはどう思いますか?
この記事を読んで、何か感じたこと・思ったことがあればぜひコメントやSNSで教えてください。一人ひとりの声が、声なき人たちの代弁になります。
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【本編フル動画】
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