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「北欧風の部屋」より、「よく眠れる部屋」を先に考えたい。


部屋のテーマは、見た目の名前で語られがち
本当に欲しいのは、テイストより“そこでどう感じたいか”
部屋は、人間の願望を受け止める場所だと思う
これからは“感情起点”で空間を考えてみたい

部屋のことを考えるとき、
世の中では「北欧風」「モダン」「ホテルライク」みたいに、
見た目のテイストで語られることが多いなと思います。

部屋はまず、見た目の名前で整理されることが多い。

もちろん、それが悪いわけじゃないです。
好きな雰囲気を言葉にしやすいし、イメージもしやすい。

でも、私はずっと少しだけ違和感がありました。

本当は部屋って、
「北欧風にしたい」とか「モダンにしたい」より先に、

「よく眠れる部屋にしたい」
「静かに落ち着ける部屋にしたい」
「好きなものに囲まれて暮らしたい」

みたいな、もっと人の気持ちに近いところから
考えてもいいんじゃないかと思うんです。

たとえば、
仕事から帰ってきたときに、ちゃんと力が抜けること。
朝起きたときに、少し気分よく一日を始められること。
部屋にいる時間が、無理せず自分に戻れる時間になること。

たぶん、多くの人が本当に欲しいのは、
“北欧風の部屋”そのものというより、
その部屋で感じられる安心感とか、落ち着きとか、
心地よさなんじゃないかなと思います。

テイストから考える部屋づくりは分かりやすいです。
でも、ときどきそれが少し苦しくなることもある気がしています。

「北欧風っぽくしなきゃ」
「ホテルライクに見せなきゃ」

そうやって考え始めると、
だんだん“暮らしやすさ”より“それっぽく見えること”が目的になってしまうことがあるからです。

本当は、もっと自由でいいはずです。

いったん名前を外してみると、
空間はもっと静かで自由なものに見えてくる。

少し散らかりにくくて落ち着く部屋。
静かで、考えごとがしやすい部屋。
朝の光が気持ちいい部屋。
お気に入りの物に囲まれて、気持ちが整う部屋。

そういう「こんなふうに過ごしたい」から考えたほうが、
部屋はもっとその人のものになる気がします。

もし部屋をテイストではなく、
願いや気分で分けるなら、
こんな見え方になるかもしれない。

私は昔から、綺麗なものとか、洗練されたものに惹かれてきました。
景色だったり、商品だったり、空間だったり。
でも同時に、理想が高くて、その理想と現実の差に苦しくなることもよくありました。

お金や時間のこともあるし、
全部をすぐ理想通りにできるわけじゃない。
それでも、「こんな空間で暮らせたらいいな」と思う気持ちはずっとある。

だから最近は、
“どんなテイストか”よりも、
“この空間でどう感じたいか”から部屋を考えてみたいと
思うようになりました。

よく眠れる部屋。
静かな部屋。
疲れて帰ってきた夜に、少し安心できる部屋。
朝が少し楽しみになる部屋。
好きなものに囲まれて、私らしくいられる部屋。

そういう気持ちを起点にして、空間を考えて、
ビジュアルにしていく。
それが今、私がやってみたいことです。

おしゃれな部屋をつくる、というより、
その人の願いを静かに受け止める部屋を考えたい。

部屋は、見せるためだけのものじゃなくて、
暮らすためのものだから。
だからこそ、テイストの名前より先に、
「どんな気分で過ごしたいか」から考えていいと思っています。

これからは、そんな視点で空間を描いていきたいです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

このnoteでは、
北欧風やモダンのようなテイスト名だけでなく、
「どう感じたいか」から部屋を考えること をテーマにしています。

もし、実際に
「こんな空気感の部屋を見てみたい」
「自分の理想をもう少し具体的にしてみたい」
と思った方は、こちらもどうぞ。

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