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「たった2週間でこんなに変わるの?――食が子どもの心と体に与える影響」

「ファストフード中心の食生活が育ち盛りの子どもに及ぼす影響」について


ある小学生の男の子に、目立った変化が現れました。以前は落ち着いていたのに、急に授業中に集中できなくなり、先生の話も聞き流すように。
さらに、急にキーッとした高い声で怒ったり、目つきが鋭くなったりと、まるで別人のような言動が目立ち始めました。

お母さんに話を聞いてみると、仕事が忙しく、毎晩帰宅が遅いため、子どもの夕食はファストフードで済ませる日が続いていたとのこと。
気づけば、2週間ほどハンバーガーとポテトの毎日だったそうです。


■ 食生活が心に与える影響

私たちは、食べたものでできています。
とりわけ、子どもたちは「今まさに育っている最中」の存在です。
体も、心も、脳も、大人のように完成されておらず、毎日の食事がその成長を大きく左右します。

脂っこいジャンクフードや糖分の多い飲み物ばかりをとっていると、血糖値が乱高下しやすくなり、イライラしやすくなったり、集中力が続かなくなったりします。
さらに、必要なビタミンやミネラルが不足することで、情緒が不安定になり、睡眠の質も低下することが知られています。

「キレやすい子がふえた」とよく言われますが、もしかするとその原因のひとつは、日常の食生活にあるかもしれません。


■ 忙しい家庭にありがちな「食のすき間」

共働きやひとり親家庭が増える中で、
「食事づくりまで手が回らない」
「子どもが好きなものを食べさせておけば安心」
と思う親御さんも少なくないでしょう。

でも、2週間で子どもがここまで変わってしまうとしたら…
やはり私たち大人が少し立ち止まって考える必要があります。

完璧な手づくりご飯でなくても、冷凍野菜やレトルト味噌汁を活用したり、おにぎりとスープだけでも、栄養のバランスを意識することはできます。

ファストフードを完全に否定するのではなく、「あくまで時々の楽しみ」と位置づけ、毎日の習慣にしないことが大切です。


■ 祖父母の力が、今こそ必要

忙しい親御さんを支える上で、祖父母の存在はとても大きな意味を持ちます。
近距離にお住まいの場合に限りますが、週に一度でも孫の食事を用意してあげたり、「お味噌汁の味っておばあちゃんの味だったな」と感じてもらえるような家庭の味を伝えるだけでも、子どもの心に大切な記憶が刻まれます。

おじいちゃん、おばあちゃんが畑で育てた野菜を一緒に料理する。
そんな経験が、子どもの「食」への関心や感謝の気持ちを育てることにもつながります。


■ 食べることは、生きること

子どもたちにとって、食べることは「生きる力」を身につける第一歩です。
日々の食事の積み重ねが、心と体の成長の土台となります。

忙しい日々の中で、すべてを完璧にするのは難しいこと。

でも、「今日は野菜が少なかったから、明日はお味噌汁ににんじんを入れてみよう」「朝ごはんに、果物を一切れつけよう」と、ほんの少しの意識と工夫が、子どもの未来を大きく変えていくのです。

たった2週間で変わるのなら、たった2週間で取り戻すことも、きっとできるはず。

子どもたちが健やかに、穏やかな心で育っていけるように――食卓を、少しだけ見つめ直してみませんか?

全国の子どもが明日も元気で過ごせますように

発信 イングリッシュ ガーデン

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