好きな打順とポジションの組み合わせ5選
お疲れ様ですAドラゴンです。
いよいよ夏の甲子園が開幕しましたね。
そして野球というスポーツですが、ある程度打順ごとの選手の特徴や役割などがあって、その他にも守備位置という役割概念もあります。
つまるところ野球のオーダーは、一人につき攻守で二つの役割を持つわけです。
そして一人に二つの役割があると、ある程度テンプレっぽい打順と守備位置の組み合わせというものが出てくるようになってきます。
そこで今回は「このポジションと打順の組み合わせが好きなんです」というものをいくつか紹介していきます。
結構ニッチな話題になってくるので、ある程度ポジションや打順についてしっかり解説した上で組み合わせの良さを語っていこうと思います。
それではいきましょう。
1番センター

2000本安打届いてほしいですね
まず紹介するのは1番センター。
1番バッターは1番最初に打席に立つ。それ即ち必ずノーアウトで回るタイミングがあるので、ノーアウトを維持できる出塁率の高さ、そして常に先の塁を狙えてチャンスを作れる俊足を兼ね備える必要があります。
そして攻撃の起点でもあり、打つとチームに勢いを与えるムードメイク、ピッチャーの球筋を見極めて後続のバッターに相手ピッチャーの状態や配球パターンを伝える偵察としての側面も持ち合わせます。
そして守備のセンターというポジションですが、こちらはグラウンド奥にいる外野手3人の真ん中に位置する選手で、野球では最も守備範囲の広いポジションです。
守備範囲が広いと言うことはその分足の速さも必要となります。
外野手は内野手や捕手、投手と比べるとフォースプレー(ベースを踏んでアウトを取るプレー)やタッチプレーに絡みづらいためか、動きが単純で難しくないです(もちろん特有の難しさもあるが複雑性はない)。
代わりに足と肩といったフィジカル面がものを言いやすいポジションでもあるので、外野手はある程度打てるべきではあるわけです。
そんな組み合わせを体現したのがこの1番センター。
このセンターというポジションは外野手の要でもあるので、外野手で最も守備の上手い選手が務めるポジション。
あくまでも個人の見解ですが、守備こそ野球の上手さが出ると思っていますから、センターをやれる選手はチーム内でも比較的完成度が高い選手が任されている気がして、打撃も上手いと感じる傾向にあります。
ほとんど外野のフェアゾーン全域を守る守備範囲となれば足の速さも兼ね備える必要があるので、基本的に1番バッターに求められる走力の項目を満たしやすいポジションでもあります。
外野手は打ってなんぼなので、外野で1番守備を求められるセンターで打てる選手がいると打線が華やかになります。
先頭バッターで試合開始とともに打席に立ち、外野で鍛え上げられた俊足を生かす姿は、野球漫画でもかなり絵になる王道展開なのではないでしょうか。
1番はショートと割れがちですが、自分は外野手に花を持たせてあげたいのでセンターを1番にしがちです。
あとは個人的に最も理想的な1番センターだと思っている秋山翔吾選手を見て育ったのも大きいと思っています。
2番セカンド

続いて紹介するのが2番セカンドの組み合わせ。
ショートでも好きですが、ショートは別の組み合わせでノミネートさせたかったので今回はセカンドを2番にノミネートさせています。
個人的にはピッチャーと並んでセカンドというポジションが好きですね。
打順の解説です。
2番は1番バッターに高い出塁率の選手を置くので、そんな1番バッターを確実に進塁させてチャンスでクリーンナップ(3、4、5番のバッター。基本的に中軸とも呼ばれ、得点力の高い強力なバッター達が名を連ねる傾向にある)に回すという役割を任されています。
最近では1番が俊足かつ出塁率が高いなら2番に最強打者を置いて、長打を打てば2人でノーアウトを維持しながら1点を取れるという風潮も出てきていたりします。
このように従来のような1番の走者を確実に進塁させるような非力でも器用な選手からチーム1の強打者を置くこともあるなど、チームによってかなり個性が出る打順かもしれません。
一方セカンドですが、野球で守備が重要視されるポジションとして名前の上がる『センターライン(キャッチャー、セカンド、ショート、センター、場合によってはピッチャーのこと)』の一角であり守備力が求められる傾向にあります。
このポジションの魅力は前後左右の縦横無尽な身体の切り返しで、ベースカバーの機会が多い一塁と二塁の間にいるため高い状況判断能力や、その都度切り替わる送球の転送先、ベースカバーの判断、どんな姿勢からでも強い打球を投げられる技能や、瞬発力高く打球に追いつける敏捷性などを求められる野球巧者のようなポジションでもあります。
もちろん2番バッターはクリーンナップの直前にいる打順でもあるので足の速さを求められるわけですが、そこの条件で見ると瞬発力や機敏さを兼ね備えがちなセカンドは適しているポジションです。
個人的に2番セカンドを推す理由は、いずれも状況判断など野球を知っていないと中々成り立たないポジションであり打順というのが大きいです。
理想的なのは守備が得意なのは前提として、足が速いため盗塁ができて、打率の割にはバントやエンドランのための右打ち、際どいボールをファールで粘って球数を稼ぎつつフォアボールも多いなど要所での野球が上手く、ホームランが多くない代わりに俊足を生かして二塁打や三塁打の多い選手です。
現役選手だと西武・滝澤夏央選手や阪神・中野拓夢選手、ロッテ・小川龍成選手みたいなタイプの選手です(生憎この中で2番セカンドで定着している選手は中野選手くらいですが)。
6番サード

ここにきて一気に6番に飛びましたね。
ですが、この6番という打順が非常に奥が深いので、絶対紹介したいと思っていました。
まずそれぞれの役割です。
6番はクリーンナップの直後に位置する打順です。
統計の観点では、5番バッターがまあまあ優秀である前提ですが4番の次にチャンスで回ってくる打順。
一方で後ろは下位打線(基本は7、8、9番。たまに6番も含まれる。基本的に打撃にはそこまで期待できない打順とされる)なので、6番は最後の砦とも言える打順です。
なので、贅沢を言えば5番までにいい選手を置いた上でこの6番にどれだけいい選手を置けるかでチームの打撃力はガラッと変わるといっていいでしょう。
一方サード。
このポジションは昔からミスタープロ野球の長嶋茂雄選手、ミスタータイガース掛布雅之選手らが務め、現在でも主砲格の選手が多いなど打撃力を求められるポジションです。
それでいて右バッターが思い切り引っ張った強烈な打球が飛んできたり、逆にバント処理のために思い切り前にダッシュしてチャージをかける能力を要求されたりと、打球に怯まず積極的に向かっていける精神的な勇敢さ、強い打球やバントなどあらゆる打球に反応できるフットワーク、内野で一塁に最も遠いため肩の強さも求められるなど身体能力の高さを問われるポジションでもあります。
個人的にこの6番サードで好きなのが、いずれも精神的な勇敢さというか、自分が決めると言う熱血でキャプテンシーのある選手が求められる点だと思っています。
クリーンナップは出塁率が高いので、そうなると必然的に塁は埋まりがち。
後ろは下位打線で打撃に期待はしにくい。
もっと言えば6番は1番から打順が始まるなら、2死満塁で得点の有無を分ける打順でもあります。
そんな状況で一打出せるようなガッツと勝負強さを兼ね備えた選手ということでこの組み合わせが好きです。
西武黄金期のキャプテンだったミスターレオの石毛宏典選手や24年頃のソフトバンク・栗原陵矢選手、2016年の日本ハムブランドン・レアード選手などが6番サードで活躍していた印象があります。
9番ショート

続いて紹介するのが9番ショート。
先述したショートをここで使います。
ポジションとしての役割ですが、9番はラストバッター。
それ即ち最後に打順を迎える選手であり、少年野球や投手が打席に立つセ・リーグでは一般的に最も打てないバッター(セ・リーグの場合は打撃を完全に度外視しているピッチャー)に打席を回さないようにこの打順に入れる傾向が強いです。
打撃で期待されていない分基本は守備の価値が高いセンターラインの選手が置かれる傾向にあり、プロ野球ではもっぱら打撃は苦手でも守備ならプロフェッショナルという選手がこの打順を経験することが多いです。
一方でラストバッターということはそれ即ち自分の後ろに控えるバッターは1番なので、俊足の1番の走塁を妨害しないように足の速さに定評のある選手であることや、出塁率の高い1番バッターの前で出塁できると一気にチャンスとなるので、第二の1番バッターとしての役割も求められます。
一方のショート。
このポジションは本場アメリカでは最も野球の上手い子が入るポジションでもあり、メジャーでは最も花形のポジションとされています。
サードのような強肩、正確なスローイングに加えて、二塁手のような併殺を取れるかどうかの判断、左右に振られるほどの広い守備範囲が必須。
高い身体能力と状況判断を正確に行える野球センスを求められるので、キャッチャーと並ぶ最難関ポジションといえます。
もちろん内野の要となるポジションなので、このポジションを穴にするか否かは野球でもかなり重要なピースでもあります。
私が9番ショートを推す理由ですが、やはり守備重視のポジションであることや、9番としては足の速さが必要ないキャッチャーよりもショートの方が俊足な分、ここを出してしまうと厄介な点が挙げられます。
実際1番バッターは出塁率も高い傾向にあり、それ即ち打つ可能性も高いことを意味するので、1番バッターの前にはいい打者足らずともいい走者足れという選手を置きたくなります。
現実では優勝した2016年の中島卓也選手が(打撃は得意ではないが)カット打ちと守備が上手く、散々粘ってフォアボールでランナーを出した上にその後の1番西川遥輝に回されるといういやらしい並びを見せていたりしましたね。
7番キャッチャー

最後に紹介するのは7番キャッチャー。
今までの打順はどこかテンプレ感があった分ほんの少しだけズラした感じの打順がランクイン。
まず役割の紹介ですが、一旦ここでは守備ポジションから解説した方が分かりやすいと思うので、そちらから解説します。
キャッチャーというポジションは非常に特殊なポジションで、というのも投手の球を受けて、投手と共に配球を組み立てるポジションです。
その上で盗塁を阻止する肩の強さや送球の正確性、どんな球でも後ろに逸らさないブロッキング能力や、投手のメンタルや話し合いを円滑に進めるコミュニケーション能力、配球の組み立てを行える知能の高さを求められます。
野球コートは丸を4分の1にしたような扇形をしていることから、日本では「扇の要」と呼ばれてこのポジションは守備の要であると強く提唱されているポジションです。
投手の投球を女房役として支えながら野球の得点条件であるホームベースを守るという役割からも、このポジションがどれほどまでに守備としての価値が高く、別格に奥深いポジションかが分かるのではないでしょうか。
打順の紹介です。
7番という打順はいわゆる下位打線で、打撃に期待できる打順ではないです。
それでも統計データを見ると、明らかに打撃を軽視されている8番や9番と比べれば7番はまだ見れる範囲の数字をしており、打撃期待値では1〜5、6と7、8と9で分けるべきとも思います。
つまりは下位打線の中でもこの7番だけはまだ打つ打順とも言えます。
さて、7番キャッチャーの最大の魅力はキャッチャー特有の配球を読んだような打ち方です。
キャッチャーは常に投手と話し合いをして配球を決めています。
投手と最も近いところにいる野手なので、投手はどんな配球をどんな考えで投げて、どんなことをされると嫌かを理解しています。
ですのでキャッチャーは、実力さえあれば相手が嫌がることを最も的確に行える選手であるのです。
これでクリーンナップを打ち出すとスーパーキャッチャーすぎて現実感が恋しくなります。
万能感がありすぎて、ありあまる富という感じがしてきます。
逆に8番や9番だと夢がなさすぎる感があります。
打力を投手の次に要求されないキャッチャーというポジションでは、8番9番は日常です。
これでいいんだよと言われたらそうですが、もう少しだけ夢を見たい。
別段打ってるわけじゃないけど、キャッチャーとして見ればまあまあ打ってるくらいの身の丈にあった打力と高い守備力を兼ね備えていてほしいという思いも込めて7番キャッチャーを推させていただきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は私の好きないくつかの打順とポジションの組み合わせについてお話しいたしました。
改めて文字に起こすと、自分は守備価値の高いポジションを好み、クリーンナップよりも脇を固める打順が好きな傾向が強かったですね。
もちろんこれはクリーンナップという大きな主役がいるからこそ、そういう助演の役回りが好きということですので、決してクリーンナップが嫌いというわけではありません。
助演だって主役あってこそです。
さて、この記事を書いていて私はふと、もう一つやってみたいなという記事を思いついたので、来週はそんな記事にしてみようかと思います。
それでは次回「個人的に違和感のある打順とポジションの組み合わせ5選」でお会いしましょう。
皆様良い一日をお過ごしください。
