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好奇心を天職に変える。

あきらめ方を知らずに生まれた、すべての人たちへ。

小さな町工場でロケットを作っている植松 努さんが書かれた書籍「空想教室 好奇心を天職に変える」という本について、自分の心に残ったことを綴っていこうと思います。植松さんは、幼い頃から飛行機やロケットが好きで、先生に「どうせ無理」と言われながらも夢を追い続けた方です。その生き様が詰まっているのが、まるで語りかけるような温かい言葉で書かれているのが印象的でした。この本は、私に多くの気づきを与えてくれました。

植松さんは、「どうせ無理」という言葉が夢を諦めさせる最大の敵だと訴えかけています。私も、子どもの頃のたくさんの「好き」を、いつの間にか「卒業」と称して諦めてきたことがありました。この本は、そうした社会の常識や周りの声に縛られず、自分が純粋に「好き」だと感じる気持ち、つまり好奇心こそが、人生を豊かにし、最終的には自分の「天職」へと繋がる道なのだと教えてくれています。植松さん自身も、幼い頃に祖父がアポロの月着陸に喜ぶ姿を見て、その笑顔が見たかったから飛行機やロケットを好きになったそうです。彼は今、北海道の会社でリサイクルの機械を作りながら、ロケット開発や宇宙開発を手がけ、年間1万人以上の子どもたちに「夢をあきらめないことの大切さ」を伝えています。自分の心を信じて、一歩踏み出す勇気をもらえました。

植松さんが伝えてくれるのは、まず「自分が何をしたいのか」をはっきりと心に描くことの大切さです。現実的でないと思えるような大きな夢でも、恥ずかしがらずに、ただただ純粋に「こうなったらいいな」という未来を思い描くことから全てが始まるのだと、心に響きました。私も、いつの間にか「できること」や「無難なこと」ばかりを考えるようになっていたけれど、もう一度、心からワクワクするような夢を自由に描いてみようと思いました。やったことのない人が「無理」だと決めるのはおかしい、という彼の問いかけは、私の思考を大きく変えてくれました。

次に大切だと感じたのは、「自分にはできる」と信じ込む力です。仕事や作業に取り組む際、心が折れそうになることもあるけれど、そこで「どうせ無理」と諦めるのではなく、自分を信じて「できる」と強く思い込むことで、困難を乗り越えるためのモチベーションが生まれると学びました。この本を読んで、困難な状況でも、自分の心持ち次第で結果は大きく変わるのだと、改めて認識できました。誰かが「無理」だと言っても、それはただの憶測に過ぎないのですね。自分自身の可能性を信じることが、何よりも大切なのだと感じました。

夢を叶える道のりでは、一人で進むのではなく、仲間との協力が不可欠だと語られています。植松さん自身も、多額の借金を抱え、心を病んだ苦しい時に、青年会議所での人との出会いに救われた経験から、足りないからこそ人は助け合うことができると気づいたそうです。私も、時に一人で抱え込みがちですが、夢を共有し、互いに支え合える仲間の存在が、どれほど力になるかを感じました。足りないことは恥ずかしいことではない。周りの人との関係を大切にし、「思いやり」を持って接することが、自分自身の夢にも繋がっていくのですね。

困難や問題にぶつかった時、どのように戦い、乗り越えていくか。植松さんは、失敗を恐れず、「えいやっ!」と「思い切って」行動することの重要性を説いています。人生は一度きりの「ぶっつけ本番」だからこそ、後悔しないように、自分の好奇心に従って行動する勇気が大切だと心に響きました。失敗はより良くするためのデータに過ぎない と教えてもらい、失敗を恐れる気持ちよりも、まずはやってみることの価値を強く教えてくれたように感じます。うまくいかないと思ったら逃げるのも「あり」という考え方も、私を安心させてくれました。

夢を思い描き、行動に移しても、それを「思い続ける」ことが何よりも大切だと、この本は教えてくれます。著者の植松さんは、子どもの頃からずっと飛行機やロケットへの情熱を「思い続け」、それを形にしてきました。私自身も、何かを始めたはいいものの、途中で諦めてしまうことが多かったように思います。しかし、この本を読んで、夢や目標は、一度や二度の挫折で手放すものではないと強く感じました。

夢を「継続」し、「努力」し続けること。そのための「心の花たち」がこの本には描かれています。周りの「どうせ無理」という言葉に耳を傾けず、自分自身の可能性を信じて「やりたいこと」を追求し続けること。そのひたむきな姿勢が、最終的に大きな成果を生み出すのだと、深い感銘を受けました。たとえ今すぐ結果が出なくても、諦めずに「思い続ける」ことこそが、未来を切り開く鍵なのですね。また、植松さんが会社でリサイクルの機械を作りながらロケットも作っているという話から、夢を「思い続ける」ためには、現実的な土台作りも大切だと感じました。

この「空想教室」は、まさに私のような、夢を見失いかけている大人や、現状に「どうせ無理」と感じている人、そしてこれから進路を決める子どもたち に、大きな勇気を与えてくれる一冊だと強く感じました。難しい言葉は使われておらず、子どもでも読めるほど分かりやすい文章で、読み進めるうちに、心の奥に眠っていた好奇心や希望が呼び覚まされるのを感じます。私自身、もう一度、心から「やりたい」と願うことに正直に、そして臆することなく挑戦していこうと、背中を押してもらえました。この本は、「どーせ無理」という言葉の恐ろしさ を知り、自分の可能性を信じる大切さを教えてくれる深い内容です。お子さんを育てている方にもおすすめかと思いました。それでは、また。

(植松努さんのTEDは必見です。)


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