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「心の砂時計メモリ」-詩―

私達の 刹那の邂逅は
心で 深く息づいている
ひとり歩きの旅の糸が 
運命のいたずらで 交わり
私達は 結びついた

その糸は 脆くて 簡単に立ち切れる
でも あなたとは もう離れられない
二度と 取り戻せない 昔と恋は
こころの海に 冷たく静かに
打ち寄せる

私達が 一緒に居て 
同じ時間を 過ごせたことは 
私の 誇り
あなたの 唇が
私の名を 呼んでくれたのが
私の はじまり

あなたの 記憶を追いかけ
海辺の街まで たどり着く
砂浜に あの時の足跡が
消えないで 残っていると聞き
単線列車を 乗り継いで
ようよう やってきた

遠浅の 砂浜を
トットッと 歩く
あなたの 匂い 声を
海風が 持っているかもしれない

孤独を 纏って
坂道を 転がり
山道で つまづき
あなたを 捜す

私の 悲しみをためる小瓶は
溢れそうで
溢れた悲しみを
海へ流せば やさしいさざ波となって
心の 砂時計のメモリを
ゼロにリセットして
くれるだろうか。。。

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