「風のひとりごと」詩―#シロクマ文芸部#ひとりごと
ひとりごとは
小さな足音で やってくる
犬が 耳をピンとたてて
鼻を クンクンさせるときは
ひとりごとが 近づいてきている時だ
風は 頬を膨らませて
ひとりごとを つぶやきながら
緑の稲田を 渡っていく
風になりたいなぁ・・・
風になって 春の嵐を なだめる
心の奥に 積もった
悲しみを 吹き飛ばし
ひっそりと 暖かい
緑のベールで 包む
まだ 土の中で
居眠りしている
カエルを 起こし
桜の便りが 届いたよと
耳元に 囁く
想い人への 手紙を
ツバメに 託して
心の ポストに
そっと 忍ばせる
悲しみに 震えている女(ひと)の
長い髪を やさしく 梳かし
移りゆく時(とき)が 苦悩を和らげ
新しい 喜びの涙を
溢れさせるのを 手伝う
道に 迷う人には
ゆったりと 流れる雲と
無限に 広がる大空を 示してあげる
雨と 手を携え
街の ため息や
地上の 乾きを
少しでも 洗い流す
一生懸命 働いてる 人たちの
頬の汗を ぬぐいさり
心に 希望の種をまく
***************
小牧幸助さんのシロクマ文芸部の
お題で書きはじめるnote企画「ひとりごと」
に参加します。小牧さんどうぞ
宜しくお願いいたします
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートはクリエーターとしての活動費、制作費に使わせていただきます