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#191 時代の流れのちょっと外を歩く

シール帳にたまごっち、おじさん風ファッション
ちょっと懐かしいような、面白いものが流行るもんだなぁと、場外から見物しているような気持ちで眺めています。

流行は追うタイプ?

わたしは天邪鬼なので、一歩引くタイプ。

それでも、当時あまり流行にのらないつもりで
選んだはずのコートやボトムスが
数年経って形が古くなっていることに気が付いてびっくりします。
でも本当は、なんかちょっと丈が短いなーとかタイトすぎるーとか、そんな風に思っている自分にびっくりしたのかもしれません。

いろんなものが知らないうちに時代とともに変わっていて、一周回ってブームが来ても前とそっくり同じではない。
そのことに時の流れを感じるのは
わたしが前時代を生きていた人だからで、
一歩引いていたつもりが結構渦中にいたという事実に思わず苦笑いでした。

わたしの中の「普通」や「常識」も、実は毎日
刷新されていっているのだと思います。

中身の変化には興味を持っている分、変わったことを確認 / 認識できているつもりだけれど
外見の変化には疎かったというのか。
それはそれで怖い。
時代の潮流に身を任せないという正義は、ともすれば大概ただの時代錯誤な人になるから。別に乗らなくてもいい流れは見送るとしても。


おそらく6年、そのウールのコートは大切に手入れをしてきました。薄い色なので多少くすんだかもしれないけれど、
ふっくらとしてクリーニングから戻ってきては
何の疑いもなく「来年もまたよろしく」とクローゼットに掛けられ出番を待ってくれていました。

まだまだきれい
ほつれもシミもない
でも「なんか古い」
そう気づいた時怖かったのです。

コートの形が流行から取り残されているということ、そしてその事にしばらく気が付かなかったわたしの中にも「なんか古い」ものがゴロゴロしてるんじゃないか。いつかコートのように、古くさいよと切り捨てられてしまったら、と。

洋服と違って、思考や思想はそう簡単に断捨離できるものじゃないから
たまに見直さないといけないかもしれません。
捨てると決めても、急に綺麗さっぱりなくなるなんてきっと無理。染み付いてしまっているから。

最新のファッションに身を包み、今話題のカフェでお茶しても
中身が平成で止まっていたら
その人はずっと平成の世を生きている。
それでいいことはそっとそのままに
変わった方が良さそうなことには、変える勇気を
そういう大事なことはもっと頻繁に、
誰かリマインドしてくれないものでしょうか。
令和の化石男だなんて他人を笑っている人にだって、きっと化石化した思想があるはず…!

毎日当たり前を疑うのは並大抵のことではないけどやる価値はありそうだなと思ったのでした。


今のあなたには、他にもっと似合うコートがあるんじゃないかしら?と自分で言ってみる。

息子の小学校ではシールを学校に持って来るのが禁止になったそうです。揉め事でもあったんだろうか。そういえば国宝、観た?

コートを新調するかどうか
この冬もう少し悩むことにします。


るる


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