不倫・禁断の恋の処方箋 -誰にも言えないその涙を、価値あるものに変える場所へ-
不倫・禁断の恋の処方箋
誰にも言えないその涙を、価値あるものに変える場所へ
世間があなたを石で打っても、私だけはあなたの味方でいます。
ここは、誰にも言えないその涙を、価値あるものに変える場所ですから。
序章:あなたの恋は、おかしくない
この本を手に取ったあなたへ、まず最初に伝えさせてください。
あなたは今、誰にも話せない重さを、一人で抱えていますね。
好きな気持ちを誰かに話したい。でも話せない。
友達に相談したら「なにやってるの」と言われた。
ネットで検索したら批判の言葉ばかりが並んでいた。
占いを見て少し気持ちが楽になっても、画面を閉じたら現実に戻ってしまう。そのくり返しの中で、あなたは今日もひとりで夜を越えている。
私はそのことを、知っています。
はじめまして。
私は白の魔女ルミナと申します。タロットとハーブを携えて、決意を抱える夜に寄り添う占い師です。
これまで何万人ものご相談に向き合ってきました。その中で痛いほど感じてきたことがあります。それは、世間が「いけない恋」と呼ぶ想いを抱える方ほど、誰よりも深く、誰よりも真剣に、その人を愛しているということ。
「こんなこと誰にも言えない」「分かってもらえるはずがない」——そう何度も自分に言い聞かせながら、それでも消えてくれない想いを抱えて、あなたはここまで来てくださいました。
その勇気に、私は心から敬意を払います。この場所では、あなたの涙が責められることは決してありません。何度も同じ夜を超えてきた方々と向き合ってきた私が、あなたの想いを丁寧に受け止めさせていただきます。

この本は、あなたを裁く場所ではありません。
「やめなさい」とも言いません。
「そんな男はやめて前向きになりましょう」
という言葉も、ここには出てきません。
あなたが感じていることは本物です。苦しさも、好きという気持ちも、どうにかしたいという願いも、全部本物です。
そしてその感情は、あなたが弱いからでも、愚かだからでも、おかしいからでも、ありません。
人間は、禁じられたものに惹かれる生き物です。許されない恋ほど深く刻まれる、という事実は、古今東西の文学が証明してきました。
シェイクスピアのロミオとジュリエットから、源氏物語まで。
禁断の愛は、人間の最も根深い感情のひとつとして、何千年にもわたって描かれ続けています。
あなたが感じていることは、人間であれば誰もが持ちうる感情の延長線上にあります。
ただ、その恋が「禁断」であるがゆえに、あなたは途方もなく孤独な場所に立たされている。
この本は、その孤独に寄り添うために書きました。
この本でできること、できないこと

最初に正直に伝えておきます。
この本は、「彼を必ず振り向かせる方法」を教えるものではありません。「不倫を成就させるテクニック集」でもありません。魔法の言葉も、彼の心を操る心理テクニックも、ここには書いていません。
なぜなら、この本が最終的に守りたいのは、彼との関係ではなく、あなた自身だからです。
この本があなたにできることは、次の3つです。
ひとつ目は、あなたの感情に名前をつけること。
なぜこんなに苦しいのか、なぜやめられないのか、なぜ彼のことが頭から離れないのか。その理由を言語化することで、感情の渦に飲み込まれる時間を減らすことができます。
「なんとなく苦しい」が「こういう仕組みで苦しい」に変わると、少しだけ息ができるようになります。
ふたつ目は、現実を「感情」ではなく「事実」として見る目を養うこと。
好きな人のことは、どうしても都合よく見えてしまいます。
「きっと彼は本気だ」
「いつか離婚してくれるはずだ」
この本では、特に「彼の本気度の見極め」を丁寧に扱います。
甘い言葉ではなく行動で、あなたが本当に大切にされているかどうかを判断する力を、一緒に育てていきます。もし遊ばれているとしたら、早く知った方があなたの傷は浅くて済む。それが正直な理由です。
みっつ目は、どんな結末を迎えるとしても、あなた自身が壊れないための処方箋を持つこと。
続けるにしても、やめるにしても、今しばらく保留するにしても、あなたの心と人生を守る方法があります。
会えない夜の過ごし方、嫉妬が来た時の対処、SNSを見てしまった時の気持ちの置き方。具体的な処方箋を、この本では丁寧に用意しました。
この本を読み終えた時、あなたに「答え」が出ていなくても構いません。ただ、昨日より少しだけ、自分の気持ちと現実が見えるようになっている。それが、この本の役割です。
この本の使い方
最初から順番に読んでも、今の自分に必要な章だけ開いても、どちらでも構いません。
ただ、もし「彼の本気度を今すぐ知りたい」という気持ちで手に取ったなら、第一章と第二章を飛ばさないことをお勧めします。なぜなら、彼のことを正確に見るためには、まず「なぜ自分がこの恋にこれほど深くはまっているのか」を理解することが必要だからです。
感情の霧が晴れた状態でなければ、どんな見極め方も正確には機能しません。
各章の末尾には、チェックリストと問いかけを用意しています。手帳に書き出しながら読んでもいいですし、心の中で答えるだけでも構いません。
ただ、何かひとつでも「これ、私のことだ」と思う瞬間があれば、その感覚を大切にしてください。
その「ドキッ」が、あなたの本音です。
さあ、始めましょう。誰にも言えなかったその恋の話を、ここで、私と一緒に丁寧に解きほぐしていきましょう。
私は最初から最後まで、あなたの味方として読んでいます。
──白の魔女ルミナ

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