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第49夜|番人オリオン

庭の奥で
静かな足音が
響きました

ゆっくりと
ひとつの影が
姿を現します

深い夜の色をした
長い毛並み
金色の瞳

その眼差しは
眠る星たちへ
静かに
向けられていました

生まれたばかりの光も
まだ
目を覚まさない光も

何も変えず
何も急がず
ただそこにいます

ルミナは
思わず
息をのみました

「あなたは……?」

その存在は
ゆっくりと
ルミナを見ます

そして
低く
静かな声で答えました

「オリオン」
「この庭を
  預かっている」

その名だけで
夜の空気が
少しだけ張りつめます

ルミナは
オリオンの瞳を
見つめました

その奥には
長い長い夜が
映っていました

オリオンは
しばらく
ルミナを見つめ
静かに問いかけます

「お前は
  なぜ、星を運ぶ」

その言葉は庭ではなく
ルミナの胸へ
まっすぐ届きました

ルミナは
すぐには
答えられません

夜だけが
静かに
二人を包んでいました🌙



読むだけであなたの無意識に
自然と届いて
ゆっくり整えていきます


あなたの心に眠る星の物語🐈‍⬛✨🌙



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#物語セラピー

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