40代、PRADAのリュック1つで。2泊3日を「ジップロック」で攻略する私の究極パッキング術
前回の記事で、「私の旅の相棒はプラダのリュック」とお話ししました。
でも、このリュック、実はお世辞にも「大容量」とは言えません。
一般的な2泊3日の旅行で推奨されるバッグのサイズは、だいたい20〜25Lと言われています。
それに対して、私の愛用しているモデルはその半分近いサイズ感。正直に言って、パッキングは毎回、自分との真剣勝負です。
「入らないから、これは置いていこう」
「でも、これがないと旅先で気分が上がらない」
そんな葛藤を繰り返しながら、私がたどり着いた「薄いナイロンの中に2泊3日を詰め込む」ための、泥臭くもエレガントな攻略法を全公開します。
1. 魔法の道具は「ジップロック」と「手巻き圧縮」
プラダのリュックは、その上質なテスートナイロンの質感が最大の魅力です。
しかし、自立するほど硬いわけではありません。
中身を適当に放り込むと、外側がボコボコと不恰好に膨らんでしまい、せっかくの気品が台無しになってしまいます。
リュックのシルエットを「凛」と保つために、私が頼るのはおしゃれなトラベルポーチではなく、意外にも**「ジップロック」と「手巻きの圧縮袋」**です。
なぜ、あえてジップロックなのか?
市販の布製ポーチは、それ自体に「厚み」と「重さ」があります。数ミリの余裕を争うプラダの中では、そのわずかな厚みすら命取りになります。
ジップロックなら、透明で中身が一目でわかる上に、厚みはほぼゼロ。空気を抜いて密閉すれば、驚くほどコンパクトになります。
私は靴下や下着を1日分ずつこれに入れ、空気を抜いて「板状」にしてからパッキングしています。
圧縮袋は「形を整える」ために使う
着替えのトップスなどは、手でくるくると巻いて空気を抜くタイプの圧縮袋へ入れます。
ここでのポイントは、カチカチに固めすぎないこと。
あえて少し柔軟性を残しておくことで、リュックの底のカーブに沿って「隙間なく」詰め込むことができるのです。
この「デッドスペースを埋める」作業が、リュックの形を美しく保ち、容量を最大限に引き出すコツです。
2. スキンケアは「韓国コスメのオマケ」を使い倒す
40代の旅において、お肌のコンディションは絶対に妥協したくないポイントです。
けれど、使い慣れたボトルをそのまま持っていくのは、プラダの容量的にはあまりに贅沢すぎる選択。
ここで大活躍するのが、Qoo10での買い物や渡韓の際に溜まっていく**「韓国コスメのサンプルパウチ」**たちです。
この旅のために存在していると言っても過言ではありません。
パウチなら厚みは数ミリ: 化粧水、美容液、クリーム。すべてパウチにすれば、1日分を合わせてもカード1枚分ほどの薄さに収まります。
トリートメントも持参: ホテルのシャンプーで髪がキシキシ……という悲劇を防ぐため、1回使い切りのヘアトリートメントも忍ばせます。
夜のスペシャルケア: 1日の終わりには、韓国コスメのフェイスパックを1枚。かさばらず、翌朝のメイクのノリを確実に保証してくれる、旅の強い味方です。
使い終わったパウチを現地のゴミ箱へ捨てるたび、リュックに数ミリの余白が生まれる。
その「身軽になっていくプロセス」もまた、旅の密かな快感なのです。
3. 黄金ルール:「着替え」をイベントにしない
パッキングで一番かさばるのは、やはり衣類です。
「冬場はセーターがかさばって無理」と潔く認めつつ、春秋の旅では徹底した選別を行います。
パッキングで一番かさばるのは衣類ですが、だからといって3日間ずっと同じ格好で過ごすのは、大人の旅として少し寂しいもの。 そこで私が実践しているのは、**「1日目と3日目は同じパンツ、2日目だけはワンピース」**というルールです。
1日目・3日目:黒のきれいめパンツスタイル
初日は、シワになりにくく歩きやすい黒のストレッチパンツを履いて出発します。3日目もこれを履くことで、パッキングするボトムスを「ゼロ」にする作戦です。
2日目:「ワンピース」で印象をガラリと変える
ここでパッキングの主役となるのが、2日目のワンピースです。 選ぶ基準はたったひとつ。
「丸めてもシワにならず、広げれば主役級の華やかさがあること」。
とろみのあるレーヨン素材や、落ち感の美しいジャージー素材のワンピースなら、くるくると丸めてジップロックに入れれば、驚くほど小さくなります。
パンツスタイルから一転、2日目にワンピースを纏うことで、旅先での写真のバリエーションも増え、自分自身の気分も一気にリフレッシュされます。
重い荷物を背負う必要がないリュック旅だからこそ、この一着の「着替え」が心に余裕をくれるのです。
最終日の工夫: 少しヨレてきたインナーや靴下をあえて持っていき、最終日に現地で感謝してさよならする。
帰りのリュックに「お土産」を入れるスペースを作るための、大人の知恵です。
4. 旅を支える「忍ばせサブバッグ」の存在
リュック1つで旅を完結させるための、最大の「保険」。
それが、ロンシャンのプリアージュのような、超軽量で折りたためるナイロンバッグです。
道中でどうしても欲しくなった素敵な器、家族へのお土産の銘菓子。それらを無理やりプラダにねじ込むことはしません。無理をすれば、リュックのファスナーを傷め、旅の優雅さも損なわれてしまいます。
「いざとなったら、これがある」 というサブバッグを、プラダの内ポケットに1枚忍ばせておく。お土産を買ったら、このサブバッグを広げて肩にかける。メインはあくまで背中のプラダ。
この**「心の余裕」**があるからこそ、道中をリュック1つで軽快に歩き続けることができるのです。
5.あえて「不便」を選ぶ贅沢
ノースフェイスのような機能性抜群のリュックなら、もっと楽に荷物が入ります。 それでもプラダを選ぶのは、**「このバッグに似合う自分でありたい」**という小さな緊張感が、旅を特別にしてくれるから。
「入らないから、これは置いていこう」 そうやって持ち物を削ぎ落とす作業は、自分の今の「本当の優先順位」を確認する作業でもあります。
お気に入りのリュックを背負って、鏡に映った自分を見たとき。
「よし、これで大丈夫」と思える身軽さ。
それこそが、40代の私が手に入れたかった「本当の自由」でした。
まとめ:私のパッキング・リスト(2泊3日・春秋編)
ワンピース 1枚(2日目の主役。とろみ素材でコンパクトに)
トップス 1枚(3日目の着替え用。薄手のもの)
下着・靴下 各2セット(ジップロックで板状に)
スキンケア・ヘアケア(韓国コスメのパウチを活用)
忍ばせサブバッグ(ロンシャンなど。お土産&緊急用)
超軽量折りたたみ傘(日傘兼用)
モバイルバッテリー&ケーブル
ミニ財布
これだけあれば、京都の路地裏も、金沢の茶屋街も、軽やかに、そして凛とした気持ちで歩けます。
荷物を減らすことは、我慢することではありません。
自分を輝かせるための「エッセンス」だけを抽出する、とてもクリエイティブで楽しい作業なのです。
次の週末、あなたも「お気に入りのリュック」ひとつで、新しい景色に会いに行きませんか。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
もし、「プラダのリュック、私も気になっていた!」「2日目のワンピース作戦、真似してみようかな」という感想があれば、ぜひコメントや「スキ」で教えてくださいね。 皆さんの「旅の相棒」や、お気に入りのパッキング術も、楽しみに待っています。
また次の記事でお会いしましょう。
ルナ
#パッキング #旅の準備 #40代の生き方 #PRADA #ワンピース #ミニマリスト #ひとり旅 #丁寧な暮らし #エッセイ #大人女子旅 #40代 #40代女性 #40代の楽しみ方 #ルナの日常
いいなと思ったら応援しよう!
このnoteが「読んでよかった」と思ってもらえたら嬉しいです。いただいたサポートは、新しい旅や体験の資金にして、またここで記事にします🌸