中国の世界遺産★福建土楼に行ってみた
映画「大魚」の世界へ
福建土楼とは、中国福建省の山岳部にある土でできた昔の集合住宅である。
そうはいっても団地みたいな感じじゃなくて、その見た目がまず面白い。
私はあるyoutuberが福建土楼に行ったのを見て初めて知って、
「ナニコレ! 『大魚』じゃん! 本物じゃん!」
と大興奮。
男性とは思えぬ美声で周深が歌うテーマ曲。
この映画の舞台となってるのが福建土楼なんですよ!
(そのyoutuberすらそのことを知らなかった)
しかしそれにしても、福建土楼に行く人は一体どうやって行くんだろうか。
私の場合王さんが車で連れてってくれたが、まず一言で言って
「何もねえ!」
山というか峠というか緑豊かな中をひたすら車で走る。
これ個人旅行でタクシー使う場合、いくらするんだろう?
(まあ、中国のタクシーは安いけれども)
そもそも私は福建土楼の存在は知らなくて、世界遺産だってことも、中国の高校生が実在すると思わなかったというぐらい歴史的遺物ということも知らなかった。
でもそこが映画「大鱼」のモデルになったと聞き、にわかオタクの聖地巡礼的な気分になったわけである。
で、泊まれるとも聞いたので、予約してみたら民宿がめっちゃ安い!

そんなわけで予約したのだが、王さんはずっとこれに反対して心配していた。
というのも王さん夫婦はもともとここらの農村出身だし、そこがどういう感じかはすでに知っているから。
でも私は観光客だし、そういう経験もないので、どんなもんか自ら体験して知りたいというのがある。
私は土地勘もないし、自分が行くところすら毎回「行けばわかるさー」のノリなのであまり綿密な下調べをしない。
だから観光に来た土楼と自分が泊まる土楼が別の場所にあることも知らなかった。
で、とりあえず、まず観光。
王さん夫妻も故郷とはいえここの土楼に初めて来たということで、どこでチケットを買うかもわからない。
すると親切なガイドの女性が色々教えてくれる。

ガイドさんは一緒に車まで乗って土楼の案内をしてくれることに。
まるい土楼
まず最初に着いたのが「大魚」のモデルとなった土楼。
※土楼は一つじゃなくていくつもある。

入り口は一つで、堅固な要塞としても機能していたらしく、扉には鉄砲かなんかの跡もある。
入り口を抜けるとこんな感じ。

ガイドが必要かどうかは賛否両論あると思うけど、私はいてくれてよかったと思ってる。
たとえばここ

「この場所は学校として使われていたの」とガイドさんが教えてくれた。
「でもあの外国人たちはわかってないよね笑」とち欧米観光客を見て言う。
いやアジア人の私でも言われなきゃわからんし、むしろお寺?と思った。



ぐるりと円になっている一階の一室一室はお店になっている。




2階上がりたいなら一人10元か20元(王さんが払ってくれたから忘れた)。
せっかくだから上まで行きたい。
王さんの妻ほうちゃんとガイドさんは上らず、王さんだけが私に付き合ってのぼる。

洗濯物とかかかってて、なんか微妙に生活感。





水場を移動
土楼を出て近くの公園?みたいな水場へ



この場所のもとの名前はこれらしいけど↓

メディアが放送した時の呼び名のほうがいいってんでそっちに合わせてこうなったらしい。

こういう場所でこういう石と必ず写真を撮るのが中国人って印象。
私も王さんに撮られたが、確かに自分がどこに来たかのわかりやすい証明にはなるなとは思う。
※後から写真見てもどこの何の写真か思い出せないから
四角い土楼
そして次に行ったのは四角い土楼。


ここは沼地に建てたとかで石が沈むから踏んでごらんと言われた。


何でこんなところに建てたかというと、土楼は風水で場所が決められるからとのこと。
結果沼地に沈む土楼ができたというわけだ。



土楼に泊まるかどうするか
さて、ここまで来てそろそろお時間。
王さんやガイドさんが反対する土楼に泊まるのかどうするか。
私が泊る土楼はさらに離れた山奥にあるという。
そこまで行くのかどうするか。
行くなら送るし、行かないなら、もっといいホテルを探してくれるとのこと。
確かにもう土楼は大体どんなのかわかったし、喉の調子も悪いし、まあ泊まらなくてもいいかなーという気はしていた。
でも大事なのは、泊まる泊まらないどっちが後悔しないかだ。
人の意見は参考にこそすれ、大事なのは自分が納得できるかどうか。
しかしこの時は本当にどっちでもよかった。
そんなわけで、私は宇宙のお導きに従うことにした。
犬を見たら泊まる。
猫を見たら泊まらない。
すると……


私は決めた。
これはもう泊まるっきゃねぇ!!!!
そしてほうちゃん(王さん妻)に「犬見たから泊まることにした!」と言う。

そして私は『大魚』の舞台のモデルとなった土楼を去り、土楼に向かうことになる。
土楼(付近)で食べた超絶おいしかったもの
まずは腹ごなし。
途中にあるドライブインみたいな店へ
何の期待もしていなかったけどここで食べた料理が忘れられない。

梅菜扣肉(豚バラ肉の梅菜蒸し)といって、王さん曰く「ただの家庭料理でどこでも食べれる」料理だそうだが、こんなの食べたことない!おいしい!
山東で食べたことない! 南の料理だからか口に合う。
ごはんに乗せるとおいしいよって言われたけど、超絶おいしい!
作ってと学生シェフに頼んだけれど、作ったことないと言っていたから、やはり山東家庭料理にはないんだろう。
なんなら材料そろえて自分で作ってみようってぐらいおいしかった。


もう喉は痛いし、疲労もたまっていたのだが、おいしいもので少し元気になって、日が暮れる中、泊まる土楼へと向かう。
すでに「大魚」の土楼は体験できて大満足

そして、お犬様の導きに従い、土楼で宿泊した私がまさかあんなことになるなんて……
つづく
