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【700万再生】熊本地震ではぐれた「こはるちゃん」をご夫婦に返した話。命を救った「首輪の秘密」とペット防


みなさん、こんにちは。オンです。

令和8年7月28日に発生した「熊本地震」は、最大深度7を観測したとても大きな地震でした。
誰もが10年前に経験した熊本地震を思い出し「また?」と瞬時に思ったことと思います。少なくとも私は。

そんな地震の混乱の中、私は、地震に驚いて逃げ出してしまった1匹の賢いワンちゃんと出会い、無事に飼い主様のもとへお返しすることができました。

その「地震で迷子になったワンちゃんと飼い主様との再会動画」をX(旧Twitter)に投稿したところ、想像を絶するほど多くの方に届き、現時点で23万以上のいいね、そして700万回以上の再生をいただく大反響となりました。

たくさんの方から「涙が止まらない」「本当に良かった」「優しい人に保護されて幸せ者だね」といった暖かいコメントをいただき、私自身が一番胸を熱くしています。

温かいお言葉はすべて、大切に読ませていただいています。

実はあの動画の裏には、温かい再会のストーリーと「すべての飼い主さんに今すぐ知ってほしい、ペットの命を救う大切な教訓」がありました。今回はあの動画の裏側と、保護から再会までの真実をお話ししたいと思います。

熊本を再び地震が襲う/緊迫した中での迷い犬「こはるちゃん」との出会い

あの日、熊本を大きな地震が襲いました。

前回の熊本地震からわずか10年でまた、あの大きな揺れを経験することになったのです。

10年前の熊本地震は、大きな地震の後にもう一度本震が起きたことから、誰もが「また大きな揺れが起こるかもしれない」という不安と、絶え間なく続く余震の恐怖と闘いながら不安な夜を過ごしました。

そんな翌朝、私は一匹の迷子犬と出会いました。
それが、こはるちゃんです。

その日私はいつものように愛犬の「オン」と散歩をしていました。少し早く目が覚めたため、時間は5:30頃。

いつものお散歩コースの公園を通ると、そこにポツンと寝ている柴犬がいました。
「飼い主が公園のトイレに行ってるのかな」と思いながらオンと散歩を楽しんでいましたが、15分ほど経っても飼い主らしい人は現れませんでした。

「もしかして、迷い犬かな?」という考えが頭をよぎりました。

つい何時間か前に熊本県内で「地震で逃げ出してしまいました」という別のワンちゃんのツイートを見て心を痛めていたため、もしかしたらこのワンちゃんもそうなのかなと考えるようになりました。

「まずは一旦オンを家に連れて帰り、そのあとまた見に来てみよう」
そう決め、家に帰りましたが、気持ちは焦りがありました。

「また別の場所に行ってしまったらどうしよう」そう思い焦る気持ちを抑えながら家に戻り、ドッグフードと水とリードを手に小走りでワンちゃんのもとへ戻りました。

「よかった、まだいた」

そう思いながら近づき、そっとドッグフードを置きましたが、ワンちゃんはフードを目の前にして行儀よく「お座り」をして食べませんでした。

その時間があまりにも続くため、もしかしたらと思い「よし!」と声をかけてみました。
とてもしつけの行き届いたワンちゃんかもしれないと思ったからです。

そうすると、いままでのお座りの姿勢から一転、パクパクと食べ始めました。

水もおいしそうに飲んだあとは、大きな震災の混乱の中で緊張の糸が切れたのか、疲れてぐったりしていました。
小さな体で必死に恐怖を耐えて歩き回り、体力の限界を迎えていたのだと思います。

「早く大好きな家族のもとへ帰してあげたい」
その一心で、私はこはるちゃんを保護しました。

熊本地震の迷い犬と家族との再会を手繰り寄せた「首輪の刻印」


保護した直後、私がこはるちゃんの首輪を確認すると、そこにはこはるちゃんの名前と大切な連絡先がしっかりと「刻印」されていました。

朝早い時間帯ということもあり、首輪に書かれていた連絡先へ何度か電話を掛けましたが、最初は繋がりませんでした。

私自身も地震の対応で早めに出勤しなければならず、焦る気持ちもあったため、公園の隣にある交番に預けようとリードを優しく引いてみたのですが、ワンちゃんは怖がってその場から全く動いてくれませんでした。

そのため警察に預けることを諦め、その場に踏みとどまり根気強く電話をかけ続けたところ、ついに飼い主様(お父様)と連絡がつきました。

熊本地震の迷い犬「こはるちゃん」が逃げ出した理由

それから約30分程でお父様とお母様が到着されました。

そこでこのワンちゃんの名前が「こはるちゃん」だと判明しました。

お父様にお話を伺うと「普段は室内飼いで一緒に寝ているが、地震の揺れにこはるがパニックを起こして窓の隙間から脱走してしまった。とても心配していた」と仰り、何度も感謝の言葉を述べてくださいました。

お父様とお母様の姿を見つけた瞬間、こはるちゃんが全力で体に飛びついて喜ぶ姿を見て、「本当は怖くて、寂しくてたまらなかったんだな」と私も胸が熱くなりました。

首輪に連絡先が刻印されていたおかげで、すぐにその番号に電話をかけることができ、ご夫婦に連絡がつながりました。電話の向こうのご家族の安堵した声は、今でも忘れられません。

X(Twitter)が起こした、もう一つの奇跡


動画を投稿してから、さらに奇跡が起きました。

なんと、こはるちゃんのご家族である「ひよこ様(@honeys_hiroko)」が私の投稿を見つけてくださり、直接お礼のメッセージと、その後のこはるちゃんの様子を届けてくださったのです。


時を超えて、SNSを通じて再びご家族と繋がることができた瞬間、このバズは私にとって一生の宝物になりました。

こはるちゃんは今、大好きなご家族の温かい腕の中で、安心して眠っているそうです。

熊本地震での迷い犬からの教訓をすべての飼い主様へ:命を救う「迷子札」のお願い


今回、これほど多くの方に動画を見ていただけたのは、単に「感動的な再会だったから」だけではないと思っています。

「もし自分の愛犬・愛猫が震災ではぐれてしまったら・・・・」

多くの飼い主さんが、我が子のように胸を痛め、当事者として見てくださったのだと感じています。

そこで、避難生活を経験した一人の飼い主として、そしてこはるちゃんを保護した人間として、日本の飼い主さんにどうしても伝えたいことがあります。

「今すぐ、首輪に電話番号を刻印するか、消えない迷子札をつけてあげてください」

災害時、マイクロチップだけではその場で飼い主を特定できません。ネットも繋がらない、避難所もパニックになっている状況で、最も確実で、最も早く家族を繋ぐのは「目に見える場所に書かれた連絡先」です。

こはるちゃんの命を救ったのは、ご家族が普段から用意してくれていた「首輪の刻印」という名の命綱でした。雨や泥で汚れても決して消えない「刻印」だったからこそ、一瞬で私からご夫婦へ連絡を繋ぐことができたのです。

「うちの子は室内飼いだから」「迷子にならないから」と思わず、万が一の震災に備えて、今日中に準備をしてあげてください。それが、私たち飼い主がペットにしてあげられる最大の愛情表現です。

首輪をまるごと変える必要のない、現在の首輪に装着するタイプの刻印もあります。

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約800円の防災対策一つで、一生の後悔を防ぐことができます。

私はAppleのエアタグを首輪に付け、位置情報がわかるようにしています。これも、現在の首輪に装着するタイプのものにエアタグを入れています。

最後に


熊本地震でご家族とはぐれてしまった「こはるちゃん」の話を読んでいただき、本当にありがとうございました。

個人的には、あの首輪があったからこそご家族の元へ帰れたという奇跡もありますが、

あんなにお腹が空いた状態なのに、飼い主様からの「よし」を聞くまでご飯を我慢できたこはるちゃんがとても愛らしく、素晴らしい愛情と信頼関係のなかで育ってきたことに対して感動したのも大きく、Xに投稿しました。

そんな立派で可愛いこはるちゃんをご夫婦のもとへお返しし、ご家族との繋がりに立ち会えたことは、私の人生において本当に幸せな出来事でした。

私も、愛犬のオンと一緒に、ペットの防災知識や、もしもの時の保護活動について、私にできる発信や活動をコツコツと続けていきたいと考えています。

すべてのペットとご家族が、今日も明日も、笑顔で一緒に過ごせますように。

オン

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