毎週ショートショートnote|十中八九七五三
「目だ!目を狙え!」
吉村はレーザーガンで一つ目怪物の目を狙った。
「よし!撃て!」
隊長の号令で一斉に怪物の目に向けレーザーが放たれた。
怪物はレーザーなどものともせず神社に向けて突進して来る。これ以上侵入を許すと、七五三詣りの子供たちに被害が広がってしまう。
吉村がヤケクソになって放ったレーザー光線の一つがツノに当たり、怪物は怯んだ。
「隊長!ツノです!」
「よっしゃ!ツノを狙えぃい!」
ツノに向けレーザーが照射されると、10メートルはあろう怪物は、ずしーん、と低い音を立てて斃れた。丁度、鳥居を潜る直前の位置だった。水際で神社を守ったのだ。
斃れた怪物の腰布から何かが出ていた。
見ると千歳飴だった。他にもスタジオアリスの領収書、初穂料、神社の予約時間が書かれた紙片、サブバッグの中には絵本とぬいぐるみが入っていた。
吉村は視界の端っこで隊長の顔色を伺った。
隊長はマズイな〜、という雰囲気を一瞬漂わせたものの、「怪物を倒すのが我々の使命である!」と力強く言った。
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(いつも即納の久保田毒虫さんと処理速度自体が異次元の山本蛇内さんに対抗して、僕も即日納品します!)
