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毎週ショートショートnote|春眠フラペチーノ

よく焙煎した珈琲豆を均等にすり潰す。この際電動ミルなどを使用し豆に余分な熱を与えてはならない。風味が一気に落ちてしまうからだ。
次に薬罐で沸騰させた純水をピッチャーに移す。こうすることにより珈琲の風味を最大限に引き出す摂氏九十五度にできる。
フィルターは布(ネル)を使用する。ネルは使用の都度よく洗浄して殺菌消毒しておく。これは天日干しが尤も良いのだが、お天道様は毎日同じ機嫌で出てくれない。そのため専用の乾燥機を使用している。
珈琲を淹れる際は、まるで砂漠に雨が降るような、待ち焦がれた雰囲気を持ってお湯を一滴ずつ注いで行く。
全体に水分が行き渡ったら珈琲粉は芳醇な香りと共に膨らんで行く。その時間が最高だ。【初代店主談】

冷蔵庫に入ってるホイップをコーヒーが見えなくなるまでぶりぶり入れる。
ホイップは業務スーパーで月に一度安売りするからそのときを狙って買い溜めして冷凍庫に入れとく。
トッピングの春眠は最近違法になったので、屋根裏から出さないこと。あと常に栽培しておかないと、在庫切れになるからたくさん作っておくこと。
でもたまに作って期間限定にするのも良いかも。それは三代目の手腕に託します。【二代目店主談】

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