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毎週ショートショートnote|木魚感想文

北海道も夏休みが延びて、25日から30日になった。
その延びた5日で何をするのかと言うと、
『木魚感 想文』。
先生からのお題はそれだけで、僕たちが質問しても先生は「ノーコメントです」と言うばかりだった。
でも今どきの小学生には生成AIという、強い味方が居て、『木魚感想文』と入力し、それをコピペしたら終わりなのだ。
確かに一瞬で『木魚感想文』は出力された。
だが僕はそういう事じゃない、と何故か思ってしまいお寺に行った。
お寺には僕の他にも、意識の高そうな小学生が何人か来ていた。
和尚さんは全員を整列させ座禅を組ませた。背中をビシビシ叩くのかと思ったが、そんな事はなく、殆どの人は寝てしまった。
最後の5日目。
『木魚感想文』を書いてみなさい、と言われた。みんなと違い僕は木魚と向き合った4日を過ごしたので、スラスラ書けた。自信があった。

最優秀は、「木魚感」のありそうなモノを想像した文章だった。
黒板をよく見ると、『木魚感 想文』と書いてあった。
注意力を試されていたのだ。
僕は、それにしても「木魚感」って何だよ、と想った。

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