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'25北海道の競馬(勝手に)10大ニュース

今年ラストのnoteとして、北海道関連の競馬トピックをまとめておきたいと思います。なお、対象は中央競馬の北海道シリーズとホッカイドウ競馬。あくまでいちファンの目線による独断と偏見に満ちたランキングになります。あしからず。

【1位】
レコードタイム続出の函館開催

今年の『函館記念』は「もう破られることはないだろう」とささやかれていたサッカーボーイのレコードタイム(1分57秒8/1988年)が37年ぶりに更新。勝ったのは佐々木大輔騎手のヴェローチェエラ(牡4)、タイムは1分57秒6。

『函館スプリントS』も新レコードが誕生。勝ったのはカピリナ(牝4)、タイムは1分6秒6。ほかにも芝1000mの新馬戦では、カイショー(牝2)が56秒4を記録。ハギノトップレディが保持していたレコードタイム(57秒2/1979年)を塗り替えた。今後、新聞から快速馬として名を馳せたサッカーボーイとハギノトップレディの名が記載されないのは少し寂しい気もするが、今年の函館開催は稀にみる高速馬場となり、レコードタイムが続出した。

【2位】
ホッカイドウ競馬はレコード尽くめ

競馬ファンの増加や関係者の創意工夫などが実を結び、近年、ホッカイドウ競馬の売り上げは好調に推移。今年は11月13日に全日程を終了したが、発売金額は573億円超え。6年連続で500億円を突破したほか、前年を上回る発売金額レコードを更新した。

また、門別競馬場の入場者数は6万人を超え、97年の開場以降、過去最高を記録。秋の交流戦『JBC2歳優駿』を制したのはタマモフリージア(牝)。
リーディングジョッキーは2年連続5回目となる石川倭騎手で167勝。落合玄太騎手のシーズン最多記録(23年/153勝)を塗り替えた。

【3位】
横山武史騎手が北海道リーディング

中央の北海道開催における騎手にスポットを当てると、函館開催は1位/横山武史(17勝)、2位/武豊(14勝)、3位/佐々木大輔(13勝)。札幌開催は1位/横山武史(18勝)、2位/丹内祐次(14勝)、3位/佐々木大輔(14勝)。
横山武史騎手が函館と札幌、どちらもリーディングジョッキーに輝いたのは流石としか言いようがない。なお、函館は2年連続5回目、札幌は2年ぶり4回目の獲得。すっかり夏の北海道ではおなじみのジョッキーだが、今年も強さが際立った。来年は重賞制覇を期待したい。

【4位】
佐々木大輔騎手が前年に続いて重賞2勝

北海道開催のリーディングは上記のとおりだが、存在感を放ったのはデビュー4年目となる佐々木大輔騎手だろう。前記したように『函館記念』をヴェローチェエラ、札幌の『エルムS』をペリエール(牡5)で制覇。重賞を2勝した。それぞれ10、5人気での勝利というのも価値が高い。
前年は『函館2歳S』と『札幌2歳S』を勝っており、2年連続で複数の重賞勝ちは見事。北海道開催の重賞完全制覇も時間の問題かも……。ちなみに同騎手は今年、キャリアハイとなる81勝を挙げ、着実に一流ジョッキーの域に入ってきている。今後も要注目の存在だ。

【5位】
ソルジャーフィルドが道営3冠を達成

ホッカイドウ競馬所属のソルジャーフィルドが、23年のベルピット以来、史上8頭目となる道営3冠(北海優駿、王冠賞、北斗盃)を達成。その後、11月の『道営記念』でベルピットに挑み、結果は8着だったが、今年のホッカイドウ競馬を大いに盛り上げた。
父は砂の王者として君臨したルヴァンスレーヴ。同馬は初年度産駒にあたるが、中央所属の馬も含めて獲得賞金は堂々のトップ。来年もダート中距離路線での活躍が期待される。主戦は小野楓馬騎手。

【6位】
R.キング騎手が北海道の重賞を初勝利

「キング姐さん」の愛称で知られ、24年には『フェブラリーS』を制し、女性騎手としてJRA平地G1初勝利という快挙を成し遂げたR.キング騎手。今年は函館開催に初参戦し、いきなり当週の『函館2歳S』をエイシンディード(牡)で勝利。9人気の伏兵による北海道開催の重賞初制覇となった。
北海道でも本当によく勝っていたが、私的に印象深いのは8月3日の札幌12R。騎乗馬カーミングライツの胸がいが取れてバランスを崩したにもかかわらず、最後まであきらめずに追って3着に持って来た。そのプロ根性には脱帽。おかげで大負けせずに済んだ……。

【7位】
小林美駒騎手が大健闘の20勝!

デビュー3年目となる若手女性ジョッキー、小林美駒騎手が函館で9勝、札幌で11勝、計20勝を記録。両開催とも1日3勝を達成し、北海道シリーズに新風を吹き込んだ。
今年はキャリアハイとなる37勝を挙げたが、実に半数以上を北海道で稼いだことになる。軽量を最大限に生かせる短距離レースを中心に、とにかく馬券によく絡んでいた印象。私も何度となくお世話になった。10週連続の勝利も記録し、北の大地に明るい話題を振りまいた。

【8位】
札幌記念、過去2番目の高配当

夏の北海道シリーズにおける大一番『札幌記念』は10人気のトップナイフが復活の勝利。横山典弘騎手は最年長重賞Vを更新した。2着は2人気のココナッツブラウン(牝5)、3着は13人気のアラタ(牡8)で、三連単の配当は130万7650円。05年にヘヴンリーロマンスが勝ったときの275万9500円に次ぐ高配当となった。
ちなみに、この日行なわれた『中京記念』は横山武史鞍上のマピュース(牝3)が勝利。舞台は違えど、父子による同日重賞制覇となった。

【9位】
広尾TCが函館リーディングに!

私が入会している『広尾サラブレッド倶楽部』所属馬が、函館開催で計5勝を挙げ、馬主として最多勝を記録。めでたし、めでたし。ちなみに2位は1勝差で社台RH、東京TC。募集馬の多さで優に勝る両クラブを抑えたのだから素晴らしい。
内訳はエスペシャリー(牝3)2勝、アスゴッド(牡3)1勝、ストラテージュ(牡3)1勝、ラパンチュール(牝3)1勝。3歳世代が頑張った。広尾TCさん、来年もよろしくお願いします!

【10位】
出資馬が北海道シリーズ初戦を快勝!

これは完全に個人ネタ(笑)。今年の函館開催の初日、記念すべき1Rの未勝利戦を出資馬エスペシャリーが勝利。25年北海道シリーズのオープニングレースを見事に飾った。鞍上は藤岡佑介騎手。同騎手は今年、調教師試験に合格したので、ジョッキーとして北海道シリーズで勇姿を見られるのはこの年が最後。その意味でも思い出に残るだろう。

今年は例年になく話題が多かった北海道の競馬シーン。来年も楽しみです。では、皆様よいお年を!

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