どんぐりが聞いた恋の話し
若い時は恋に悩む
この言葉は大丈夫だろうか
年齢に関するハラスメントで
トシハラとかにならないだろうか
このままハラスメントが増えれば
言葉を発する事が云々でと
コトハラというものが出来て
何も話せない時代が来るのではないだろうか
そして、誰も喋らなくなると
無視されたように感じて
ムシハラが出来てしまうのでは
ないだろうかーーーーー
わたしの妄想は膨らむばかりだ
ふむ、なかなか良いジレンマだが
話が逸れてしまった
戻そう
それはそれは
わたしも若い頃の話だ
10代の男性のお客様に
恋の悩みを相談?
というか聞かせてもらった
話す相手を間違っているだろうと
思ったが
誰かに話すだけで
悩みは離れたりするものだ
わたしは、いつものように髪を切りながら
話を聞いていた
話はとてもシンプルだった
好きな女の子がいる、と
そして、好きな思いが強いので
アタックするか悩んでいると…
その子に、彼氏はいないとの事
なんなら募集してるそう
それも、それを本人から聞いたのは自分だと
…
…
…
じゃんじゃんいけ
いくしかないだろう
というか、もうそれはすでにアタックだろ
わたしが奇襲攻撃されたのか?
それとも、わたしに
トラ・トラ・トラ “我奇襲に成功せり”
と打電しているのか
まあいい
話を聞き終わった時
わたしは全てを理解した
もう、準備は整っているのだ
後は髪を切ってカッコ良くなる
だけだという事も
フフフ、順調でしかないな
それでも、告白の前というのは
もの凄ーく緊張するものだ
よく分かる
想いが強いなら尚更だ
言葉にならない想いを
言葉に変換して伝える
かめはめ波を出すようなものではないか
後押しが必要だ
わたしの後押しで良ければと
きっと上手くいくよ、と
背中をおしてあげたのだ
それから
ひと月半経った頃
彼は、現れた
どうだったのだろう
ソワソワした
彼はカット中、スパッと話を切り出した
カットだけに
「俺、ふられました」
フラレた、だと
ふぉろーだ、ふぉろーしなければ
と狼狽えるわたしに
畳み掛けるように
彼は言った
「俺、彼女出来ました」
…
どおゆう事だ
驚きで日本語がおかしい
どういう事だ
フラレた悲しみで
もう誰でもいいから彼女作ったよっていう
話なのか
呆気にとられたまま
話を聞くと
彼は
この前、髪を切った後
その足ですぐに
告白に行ったらしい
マジか
そして、フラレたらしい
マジか
だが、それから数日後
逆にその子から告白されたそうだ
マジかーーー
おめでとう
そして、ありがとう
よもや恋バナで逆転劇が見れるとは
彼の嬉しそうな顔は忘れられない
わたしも嬉しかった
何より、彼の勇気が
わたしに勇気をくれた
不安や恐さ、失敗するかも…
その中で彼は進んだ
だめだった
自分の思った通りにいかなかった
けれども
進んだからこそ
目的地に辿り着けたのだろう
ハッピーエンドで良かった
が
おじさんが恋バナ記事を
書くのは難しい
それでも、進めるのは
彼の勇気を見たからだ
最後まで読んで頂いてありがとうございます
自分で書いた記事なのに
若い恋が眩しすぎて
ふざけてしまった
一度、ビシッとした記事も書いてみたい
フラレたと聞いた時の
わたしの心境を忠実に表してます
笑わせるセールスマン様、ありがとうございます
漫画好きなのでマイホームヒー□ーを
思い出しました
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