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植物が生きている事を伝えてくれた日

地面に植えた種と、プランターに植えた種

春の温かさで伸びてきた小松菜を見て

父の頭に、ある疑問が浮かんだようだ


葉の広がり方が違う

プリンター、、じゃなかった
プランターで育つ小松菜は
高く伸び
地面で育つ小松菜は
横に広がりを見せている

同じ種なのか?と聞かれた
それぐらい違う見た目に
わたしの体も少しの間
固まった

うん、確かに同じ種を蒔いた・・

・・・

・・・

ああ

そうだった

過去に学んだ事というのは
そんな時に、頭の中からポンと情報を出してくれる
実におもしろい

根と葉の関係性

イコール、というわけではないのだが
根の広がりと葉の広がりには相関関係が
あったと思う

プランターは深めで、そんなに広くはないものを
使っていた
つまり、プランターの小松菜は
根を縦に伸ばし、地上では高く伸びていった
また、地面で育つ小松菜は
根を横に伸ばし、地上では葉を広げていった、
という事かもしれない

ということは、逆に葉や茎を見れば
おおよその地中の状態も想像出来るという事になる
ただ、今回その話は置いておく事にしよう

全ての植物がそうか分からないが
根を伸ばし茎を伸ばし葉を伸ばす

土の中で根を伸ばしながら
その環境を探っているのだろう
地上部ではどう育とうかと

生きている

そう思うと
なんだか、ジーンとしてくる

正直、根っこに興味を持った事は
そんなに無いかもしれない

しかし根は、どう育つかの軸になる事を知り、
地上で、どのようにその姿を表すかを知った
今回見たその姿を見て
そんなふうに興味が湧いた

人生は手探りだからな

わたしが生き詰まった時に
父が言ってくれた言葉だ

行き詰まったと思ってた頃のわたしにとって
まだ、進めるのだと、まだ進んでいいのだと、
思わせてくれた言葉
おかげで、何度壁の前に立たされても
手探りでまた、歩きだせる

話を戻そう

わたしはそういった事を
自分と少し重ねてしまいがちだ
根が土の中を伸び、栄養や水分を求める
求めながら地上部でも茎を伸ばし葉を広げ
その存在を現していく

種を蒔いたら、少しの違いはあっても
同じようなものがポンポンできるものだと
思っていたので
その場所で生きて、自分らしく成長した
色んな形の小松菜を見て
わたしはとても嬉しかった

そして、一つ一つが特別で
また一つ一つが、尊く思えた

ポンポンポンと同じものができていたら
気づけなかったかもしれない
違いがあるから尊い、という訳ではなく
違う生き方、育ち方を見せてくれた
それが、とても特別なものに見えた

植物にもそれぞれの物語ストーリーがあって
地上に出てそれを伝えてくれているようだ

手探りで、育ってきたのだろう
すごいな

植物が生きている
分かってはいても
どこか実感はなかった

葉を収穫し
さっと茹でる、食べてみると
力強い味がした
(わたしの感情で補正されてるのかもしれない)

ありがとう

土も雨も太陽も
育った小松菜を見て
喜んでくれている

そうであってほしい

ゆるやかに流れる
春の途中で
茎は更に高く伸び


黄色い黄色い
綺麗な
花が咲いた


最後まで読んで頂きありがとうございます


画像はみんなのフォトギャラリーから
使わせて頂いております↩

根の張り方に力強さを感じます
輝く根っこに惹かれて使わせて頂きました

がーさん様、ありがとうございます


↪あとがき

桜の花が彩る少し前
黄色い花が春の色を作ってくれた
色んな花が
色んな形で
春の色を見せてくれる
それが、なんだか、嬉しいのである


小松菜の花


土つながりで過去記事を貼りたい
以前書いてから1年経とうとしている
土は少しずつ変わってきたように感じる
また記事にしてみたい

以前書いた土の話は
こちらです


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