発達障害の部下はなぜ「確認したはずなのに思い込みで行動してしまう」のか?【上司として悩んだ私が学んだこと #130】
ある日、私は部下にこう伝えました。
「患者さんをご案内したら、そのあとベッドを片付けてね。」
部下は、
「わかりました。」
と返事をしました。
私は安心して別の仕事をしていました。
ところがしばらくすると、
ベッドはそのままで、違う作業を始めていたのです。
私は思わず、
「さっきお願いしたよね?」
と聞きました。
部下は驚いたような顔で、
「先にこっちをやると思っていました。」
と言いました。
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私は最初、
「ちゃんと確認したのに、どうして?」
と思っていました。
でも、話を聞いているうちに気づきました。
発達障害の特性がある人の中には、
相手の言葉を自分なりに解釈してしまうことがあります。
確認をしていても、
「こういう意味だろう。」
と思い込んで行動してしまうことがあるのです。
決して指示を無視したわけではありません。
本人なりに、一生懸命考えた結果だったのです。
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それから私は、
「患者さんをご案内したら、次は何をする?」
と最後に聞くようにしました。
部下が自分の言葉で答えることで、
お互いの認識が一致しているか確認できるようになりました。
すると、思い込みによる行き違いは少しずつ減っていきました。
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私は学びました。
「伝えた」ことと、「伝わった」ことは同じではありません。
相手がどう理解したかを確認することも、
上司の大切な役割なのだと思います。
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あなたの職場にも、
「確認したはずなのに違うことをしてしまう人」はいませんか?
その人は、いい加減なのではなく、
言葉の受け取り方が少し違うだけなのかもしれません。
相手の理解を確かめるひと手間が、
お互いに安心して働ける職場につながると、私は感じています。
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次回予告
「発達障害の部下はなぜ『予定が変わると強いストレスを感じてしまう』のか?【上司として悩んだ私が学んだこと #131 】
次回も、現場での経験から学んだことをお伝えします。ぜひ読みに来てください。
