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kao1248
1歳。墓荒らしと化す。
2歳児が赤ちゃんを捕まえてきた。
「みてー!」
「あかちゃーん!」
突然の報告である。
今日は何の赤ちゃんを捕まえたのかと思えば、
お馴染みのダンゴムシだった。
今日もまた、彼はダンゴムシを片手に、庭でせっせと活動中である。
砂場に水を撒き、
泥をよそい、
ご飯を作る。
落ちていたローズマリーの剪定枝から、
葉だけを丁寧に切り取り、トッピング。
どうやら赤ちゃんのご飯ができたらしい。
赤ちゃんのサイズは、
2歳児の指に隠れる極小サイズ。
一方で、ご飯のサイズはママのカップ麺容器。
完全に家サイズである。
たくさん食べさせて大きくしたいのか?
母は、そんなに大きなダンゴムシを見たくもないが。
「ごはん、どーぞー」
そう言いながらも、
赤ちゃんは依然として彼の手の中にいる。
母は薄々察していた。
とりあえず手元にあったスコップの上へ、
赤ちゃんを乗せてもらうことにした。
やはり。
そこにいたのは、
潰れたような、
丸まったような、
小さな影だった。
いくら息子が器用でも、
まだ透き通ったか弱いダンゴムシベビーを、
無傷で生け捕りにするには、
少々指先の力が強すぎたらしい。
おそらく彼が私に報告した時点で、
赤ちゃんはすでに元赤ちゃんだったのだろう。
その後、
息子は母のスコップを拝借し、
小さな命に、まるでお布団をかける様に、
丁重に花壇へ埋葬した。
小さな命を悼む姿に、
少し成長を感じる。
……と思ったのも束の間。
この花壇には、もう1人の管理人がいた。
1歳の妹だ。
埋めたものをそのまま眠らせてくれるほど、
やさしい管理人ばかりではない。
数分後には、
イモゴンによって掘り返されていた。
どうやら我が家の花壇では、
安らかな眠りを得るのも、
イモゴンの許可を取る必要があるらしい。
