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昨日のAIバトル「お題」公開

昨日に投稿した
AIバトル!「小説の続き」を書け

これは
一定の「お題」に続けて
6種類のAIに「続き」を書いてもらった
比較記事になっています。

登場するAIは、記事の順に

ChatGPT
Gemini
・noteのAIアシスタント
Microsoft Copilot
Claude
Grok

となっています。


お題のプロンプト

では、ここで「お題」にした
SF小説の本文を紹介したいと思います。

昨日の大喜利で、
AIたちが何を読み、何をネタにしたのか。

次のお題プロンプトを見れば、
そのあたりが良くわかると思います。

ちなみに、題材にしたのは
私が書いたSF小説
「白銀の騎士2」第40話(未発表)です。

プロンプト全文は、次のとおりです。

次に、私が書いたSF小説の一部をアップします。この続きを書いてみてください。

24.静かな帰還 act.1

 戦闘は、終わった。
 さいごに残った敵のHTF(ヒューマン・タイプ・ファイター)“BN(ベーヌ)”の『隊長機』にも、もう戦うだけのエナジーは残されていないはずだ。
 味方の戦闘機“パープル隊”の副隊長、タイガー・エーキス中尉から音声通信が入った。
「みんな、帰艦するぞ。長居は無用だ」
「わかりました」
「了解」
「了解です」
 “WN(ヴァーン)”を操縦するコウ、そして戦闘機“ソイソース”に乗ったハーナイ・チリン少尉、バイプ・レイヤー少尉が口々に応答する。
 その時、母艦である巡洋艦『ギムネマ』から通信があった。
「ちょっといいか、コウ」
 通信士官を通さない、艦長からじきじきの通信だった。
 なにかあったのか、とコウは少し身構える。
「…はい」
「微弱な救難信号を確認した。本艦の12時、仰角25度方向だ」
「それって…!」
 戦闘を開始するとき、敵艦の威嚇射撃に巻きこまれて消息を絶った“パープル隊”隊長、ソック・デ・ウォッチ機に違いない。
「ああ。すぐにデ・ウォッチ大尉の救助に向かってほしい。ただ…」
「ただ…?」
「信号が出ているからと言って、安心はできない。…つらい仕事になるかもしれんが、それだけは覚悟しておいてくれ」
 それは、コウも理解していた。
 “パープル隊”の戦闘機“ソイソース”には、深刻な被弾を受けたときに自動的にコックピットを射出する「自動脱出ポッド」機構が装備されている。
 ただ、パイロットは被弾の衝撃と、ポッド射出の衝撃を続けて受けることになる。
 被弾の状況と、脱出時の機体速度が大きいほど、そのダメージは大きい。
 ポッド自体は無事でも、中の人間が耐えられるかといえば、難しいケースも多分にあった。
「…了解です」
 返答しながら、コウは“WN”の作動モードを切り替えた。
 “ファイト”モードから、“レスキュー”モードへ。
 コウの心の片隅に、母を救えなかった時の圧し潰されそうな絶望がよぎったが、今はそんな感傷に浸っている場合ではないと思いなおす。
(期待は、しちゃいけない。でも、最善を尽くす…!)
 まずは、救難信号の追跡だ。
 コウは微弱な電波の発信元へと、急いで機体を向かわせた。

 それは、ほどなく見つかった。
 脱出ポッドには、焼け焦げたような破損がいくつも見られた。
 そして、側面に空いた穴にそって走る亀裂。
 “WN”は、その傷ついたポッドを優しく抱きかかえると、母艦に向かって発進した。
「こちら、コウ。『ギムネマ』応答願います」
 応答したのは、タヨリ・ガイアール艦長だった。
「どうした、コウ」

AIバトル:お題プロンプト全文

こうして読むと、
なんだかデ・ウォッチ大尉生存フラグの匂いが
漂ってますね。

「生存説」を書いたAIが
圧倒的に多かったのも、うなずけます。

まあ…
予定調和の「生存」だと面白くないので、
あえて脱出ポッドが損傷した描写とか
書いたわけですが。


人間が書いたのもさらしてみる

では、AIではない人間(作者)が
どんな続きを書いたのか。

いやあもう、
あれだけ華麗なるAIの競演の後ですからね。

「秘すれば花」という気がするんですけれども。

…いいや。
ここで公開してしまいます。

ただ、大喜利ウケを
狙ったものではないので
華はありませんよ。

act.1で話を区切りたかったので
字数の関係もあります。

また、今後の展開との
バランスもあります。

…言い訳ばっかりだな。

では、どうぞ。

 応答したのは、タヨリ・ガイアール艦長だった。
「どうした、コウ」

 コウは少しだけ返答に迷った。
 ポッドに近づくと、生命反応を示す光点があらわれた。
 その色は…よわよわしく光る、黄色。
 緑――安全な状態にいる生存者――ではないにしても。
 早期救助を要する生存者を示す、赤色でもない。
 黄色は生存の「可能性がある」者で、色が薄れるにつれ生存している可能性も薄い…“WN”の“レスキュー”モードは、そういった仕様になっていた。
「…生命反応は、あります。急げば間に合うかもしれない」
「わかった。すぐに医療班を待機させておく。急いで帰艦してくれ」
 ガイアール艦長の声には、抑えた希望の響きが混じっていた。

 着艦した格納庫のエアロックが閉じるとすぐ、待機していた衛生員たちが、降ろされたばかりのポッドに駆け寄った。
 コウはコックピットから、ヘルムモニター(立体音声・映像感受装置)を通して、その様子を見ていた。
 自分には、見ていることしかできないのだ。
 祈るように手を組み、そっと目を閉じる。
 デ・ウォッチ大尉を乗せたストレッチャーがあわただしく運び出されるのを見送ってから、コウは乗降スイッチに手をかけた。

 “WN”から降りると、格納庫の隅には“パープル隊”の3人が集まるともなく集まっていた。
 ヘルムモニターだけを脱いだ、飛行服(フライトスーツ)のままだ。
 コウの姿を見て、副隊長のエーキス中尉が声をかけてきた。
「コウ、ありがとう。よくやってくれた」
「いえ…。まだ…」
 コウは言葉を飲みこんで、うつむいた。
 すぐに沈黙に耐えられず、顔を上げる。
「デ・ウォッチ大尉は、助かるんでしょうか…?」
「コウ。誰も答えられない問いかけを、するものじゃないわ」
 ハーナイが静かにたしなめる。
「…ごめんなさい。つい…」
「いや。コウが言ったことは、ここにいる全員が思っていることだ」
 バイプのいつになく真面目な言葉に、エーキス中尉がうなずく。
「いつまでも、こうしていても仕方がない。ひとまず着替えを済ませて、休息をとろう」

 作戦会議室には、結局眠れなかった“パープル隊”の3人とコウが集まっていた。
 バイプが、立ちあがってコーヒーマシンを使いに行く。
 これで何杯目のコーヒーになるのだろう。
 ふいに、作戦会議室のドアがスライドした。
 入ってきたのはガイアール艦長である。
「みんな、聞いてくれ。デ・ウォッチ大尉は一命をとりとめた」
「…ほんとうですか?」
 ハーナイの問いには、まだ安心できない気持ちが込められていたのだが、それを受けて艦長は応えた。
「ああ。脳に障害が残ることもないそうだ」
 その場にいた全員が、安堵の息をついた。
「ここへ着いた時、呼吸が止まって間もなくだったらしい。…あと数分、遅かったら危なかったところだと、ドクターが言っていた」
 そして、コウの肩に手を置いた。
「これも、コウと“WN”がいてくれたおかげだよ」
 コウは浮かない顔でうつむいた。
「いえ。…そもそも、ぼくと“WN”を載せていなければ…こんな戦いに巻き込まれることは、なかったはずなんです」
「コウ。そいつは違う」
 バイプが言い、ハーナイが続けた。
「そう。そんな仮定の話をしても、意味のないことだわ」
 ありがとう、と言ったつもりだった。
 だが、涙が次々とあふれてきて、言葉にならなかった。
 目を見開いて涙を流しつづけるコウを、4人の大人たちが静かに見守っていた。

「白銀の騎士2」第40話(未発表)より

…うわあ、恥ずい。

AIがいろんな展開を見せたあとだから
余計にね。

人間、この程度ですか?

…みたいな。

いや、「救護班の奮闘」を描写したAIが多かったもんで、つい。
そのあたりは描写をざっくり省きました。

最後の1行も、
初読者からしたら、唐突ですよね。

ここまでの長編を追ってきてくれた読者なら
「コウは15歳の少年(しかも訳アリ)」と知ってるので
納得してくれる気がするんですが。

まあ、前半には
コウの属性に関する記述がなかったので、
ほとんどのAIは
コウを「青年の軍人」だと解釈したようですね。

結果的には、そこも含めて
AIバトルが面白くなった要因のひとつかな、
とも思います。

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