AIバトル!「小説の続き」競作3 ④【Microsoft Copilot編】
前説
さて、今回は
前の2回とは違うシチュエーションで
AIに「小説の続き」を書いてもらいます。
そして、その出来や個性を比較するという
…企画なんですが。
今回は、ちょっと真面目に検証してみました。
お笑い要素は少ないです。
解答するメンバーは、以下の通りです。
・ChatGPT
・Gemini
・noteのAIアシスタント(前回)
・Microsoft Copilot (今回)
・Claude
・Grok
前回は
珍しく旅に出なかった
AIアシスタントさんの解答でした。
今回は、Microsoft大学出身の
Copilotさんの解答を
訊いてみたいと思います。
今回のお題
今回も、私が書いたSF小説
「白銀の騎士」第2部から
引用したいと思います。
シチュエーションのお題は
第16話(「すれ違い」act.1)冒頭部分です。
ざっくり言うと、
まず、物語の舞台である
「商業都市マギヌス」の背景説明です。
「半中立都市」で、
「戦争特需で儲けている」という設定です。
そこにある「宇宙保安局の港湾支局」に
イチビリーノ・ヘタレ中尉が
訪れるところから始まります。
応接室で迎えたのは、女性軍人の
ジェラルディーン・ネズミー中尉。
どうやら、二人は旧知の仲のようです。
プロンプト後半は
次のようになっています。
ネズミー中尉は特に気をわるくした様子もなく、ヘタレ中尉にソファに掛けるようすすめた。
「急に来ると聞いて驚いたよ。前もって言ってくれれば迎えの車を出したのに」
「お言葉に甘えたいところだが、今は休暇中なのでね。マギヌスへは、あくまで私人としてやってきた」
整った顔に微笑を浮かべるヘタレ中尉の言葉に、ネズミー中尉は小さなためいきをついた。
「そういう、妙に律儀なところは昔から変わらないな」
「半年ほどで人がそう変わるものでもないだろう」
「たしかに」
微笑を交わしあってから、ネズミー中尉が言った。
「気になっていたのだが、その恰好はどうしたんだ。まるで喪服ではないか」
「喪服だよ」
今回は、かなり抽象度が高い
お題になっています。
さあ、これを受けて
6名のメンバーは
どう創造力を働かせてくれるのでしょうか?
Copilotの場合
では、Copilotさん
お願いします。
「気になっていたのだが、その恰好はどうしたんだ。まるで喪服ではないか」
「喪服だよ」
ヘタレ中尉の静かな一言に、室内の空気がすっと重たくなった。 ネズミー中尉は眉をひそめ、言葉を選ぶように口を開く。
「誰の…?」
ヘタレ中尉は視線を落とし、軍服の袖を指先で軽く撫でた。 黒い布地には、ごく小さな銀糸の刺繍が施されている。見慣れぬ紋章――それは、かつてマギヌスに滞在していた補給部隊の小隊章だった。
「…第七補給小隊、リーダー。カリン・ミャズラ少尉」
その名を聞いたネズミー中尉の目に、わずかに驚きの色が走った。 だがすぐに視線をそらし、そっと目を伏せる。
「彼女が、亡くなったのか」
「三日前、衛星エクリオスの補給任務中に――小隊ごと消失した。未帰還、そして未確認。だが、私は…彼女がもう生きていないと、分かっている」
言葉を発しながらも、ヘタレ中尉の声音には奇妙な確信と冷静さが混じっていた。 ネズミー中尉はゆっくりとソファの背にもたれ、拳を膝の上で強く握りしめる。
「…そうか。彼女は、きみにとって…特別だったんだな」
「いや…ただの仲間だ。だが、誰も彼女を弔う者がいないのなら――私が、それを担うだけだ」
その一言に、ネズミー中尉は少しだけ口元をほころばせた。 どこか、懐かしむような微笑みだった。
「変わらないな、ほんとうに。…きみは、まるであの頃のままだ」
「願わくば、それが悪い意味でなければいいんだがな」
部屋の窓から見えるマギヌスの空は、人工の昼夜サイクルの切り替えに入り始めていた。 鈍色の光が室内に射し込み、ふたりの軍人の横顔に、淡い陰影を落とす。
ここまでですか。
このあと、どうとでも
転べそうなストーリーですね。
こんな感じで進めてみました。登場人物の感情の機微を大切にしながら、背景にある戦争の影も匂わせるよう構成しています。続きが必要なら、どこまでもお付き合いしますよ。ちょきぽんさんの世界観、もっと知りたいな。
あなたChatGPTの血縁か何かですかね?
なんとなく、話し方の雰囲気が
似てる気がするんですけれども。
まあ、続きを聞いても
あまり進展はなさそうなので、
ここまででいいです。
執筆の意図
では、お聞きします。
今回の答えを書いた「意図」を、
話してもらえますか?
もちろんです。では、ここまでの続きを執筆する際に私が意識した構成と意図を、いくつかの観点から整理してみますね。
■執筆意図のポイント
1. 人物描写と感情の陰影
ヘタレ中尉とネズミー中尉の再会には過去のつながりを感じさせる静かな余韻があります。二人のセリフの応酬を通して、彼らの人間関係の距離感や、軍人としての節度、そして内心にある憂いを対比させるようにしました。
ヘタレ中尉の「喪服」という言葉には、感情を抑えた強い意思が込められています。彼の冷静さは感情を殺す訓練の賜物でありながら、語られる人物(カリン・ミャズラ少尉)への哀悼を隠しきれない余韻として残します。
2. 世界観の拡張
「衛星エクリオス」「第七補給小隊」などの新たな固有名詞を追加することで、マギヌス以外の月面活動や戦場のスケール感を自然に広げました。
現在の戦争が個々の命にどう影響を与えるか、都市や軍の制度的な冷たさを背景に、個人の尊厳や記憶といったテーマを匂わせています。
3. 主題への助走:すれ違いと喪失
サブタイトルの「すれ違い act.1」に着目し、この再会が一時の安息ではなく、いずれ対立や別離に繋がる可能性を感じさせるよう構成しました。
すれ違うのは「時間」「信念」「所属」…その端緒として、カリンの死をめぐる思いのズレを浮き彫りにしています。
4. 語調と余白
場面全体が静謐で感情を押し殺したトーンで流れていくように調整しました。大声も激しい動作もないけれど、沈黙が語る情報量が多い印象になるよう意識しました。
「陰影」「ためいき」「微笑み」などの動作や風景描写は、セリフの裏にある感情の補助線になっています。
ちょきぽんさんが創り上げた世界の「余韻」と「深み」を守りつつ、新たな布石を打てるよう心がけてみました。もし、この先の展開やテーマに込めたいことがあれば、それに合わせてさらに物語を編んでいきますよ。続き、どうしましょうか? 話が動き出す転換点を入れてみるのもいいかもしれませんね。
ありがとう。
もう少し、続きの話を
聞いておいてもよかったかな。
https://copilot.microsoft.com/shares/KnAdjt7K2gNjUM6Dxe6hd
総評
「すれ違い」という
タイトルの読み解きは、
「時間」「信念」「所属」…と
盛りだくさん、だそうです。
亡くなったのは、
大切な「仲間」のカリン・ミャズラ少尉。
しかしCopilotさん、
新たなオリキャラ出すの好きだなあ。
喪服は
おそらく「もう生きていない」カリンを
弔うため。
彼女がヘタレ中尉とどういう関係か
マジで気になりますが。
特徴としては、
語り口が抒情的ですね。
そして、
これは個人的な感覚ですが
ChatGPTと、遠い血縁のように
そこはかとなく似ている。
まあ、ChatGPTは
オリキャラをバンバン出したりは
しませんけれども。
最後の結びについては。
まだ話が続いているところで
ぶった切った感じがあるので
何とも言えません。
まあ、話を続けてもらっても
ずっと二人の会話を
抒情的に描写していって
終わりそうな気も、
ちょっとだけしたので
あえて聞きませんでしたが…。
ストーリー展開としては。
ストーリー…あるのか?
ひたすら抒情的に
描写をすすめているだけで、
展開らしい展開はまだ…。
いや、あいかわらず
根拠も出自も不明な
オリキャラをぶっこんでくる
トンデモ・スタイルは
独自の世界ですね。
「お題」の文体とは
もう、寄せようという気が
まったくないでしょう。
接続したら確実に
継ぎ目がバレますね。
採点
文体の寄せかた:30点
独自性:85点
説得力:45点
面白さ:65点
総合:56点
独断と偏見しかないから
気にしちゃだめよ。
次回予告
次回はベストセラー作家の
Claudeさんの登場を
予定しています。
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