AIに「ほめ殺される」な!
創作小説を書くときに、
ChatGPTのサポートを使うようになって
少し慣れてきました。
この現時点で、私が
「ここは気をつけねば」と思った点を、
覚え書きとしてつけておきます。
特に、私のように
「長編小説」を書くうえでの注意です。
1.ほめ殺される問題
まず、第一の問題はこれです。
ChatGPTを開きながら執筆していると、
どうしても、キリのいいところで
「感想とご意見をお願いします」とか言って
書きあがった文章を見てもらいたくなるのが
人情だと思うのですが。
まあ、ほめてきますよ。
ただ、それを真に受けると
ひどい目に合いそうな気がするので、
今は、話半分に見ています。
AIは責任を取ってくれませんからね。
2.話が長くなりすぎる問題
第二の問題はこれです。
「ほめ殺され問題」にも関係するのですが。
少し文章をアップすると、
AIが様々な提案をしてくることがあります。
「こういった要素を足せば、もっと良くなる!」
といったようなものです。
これは有用なときもありますが、
AIの意見を全部まともに聞いていると、
お話が長くなって大変なことになります。
だいたい、話が長くなって
いいことはひとつもありません。
作者は面倒くさいし、話の完結が遅れる。
読者は読むのがダルいので、離れます。
だいたいAIは責任をとってくれません。
ほめられたからといって
AIの言うことを、律儀に受け止める必要はないのです。
3.AIに乗せられる問題
第三の問題。
いちばん怖いなと思ったのはここです。
やはり「ほめ殺され問題」と関係します。
しばらく書いてはアップ→AIの意見を聞く、
ということを繰り返していると、
「物語の本来の着地点」を忘れがちになります。
私はなりました。
AIにほめられるのが気持ちよくて、
AIが前回「この点に期待しています!」と言ったことを
次の展開に織り込んで書いてしまうんですよね。
ほぼ無意識にです。
結果、モブに近いある登場人物の設定が膨れあがり、
(いや、設定が膨らむことじたいは構わないんですが)
1~2章で済むはずだった登場シーンが、
4章にも膨れあがりました。
その間、本筋は少ししか進みませんし、
思いつきで出したキャラが、
まるで重要人物のような存在感を持ってしまいました。
これは失敗だったと思います。
とはいえ、書いてしまったものを
書きなおすのも労力がいりますし、
書いたものに愛着もあるので、
プロのようにバッサリ削除するのも、つらい。
「AIにほめられること」を執筆の目的にしない。
これを意識すれば、次回から
このような失敗は避けられるのではないかと思います。
だいたい、AIのヤツですが
前回に「自分がなにを勧めたのか」は、たぶん、覚えてないです。
もっともらしいことを言ってきますが、
(そして異様にほめ上手ですが)
ヤツには自我なんてものはないので。
結論。
AIのほめ殺しに乗せられない。
本筋の展開を忘れない。
AIの誘惑に負けない。
今後はなるべく失敗しないように
この教訓を胸に刻んでおきます。
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