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もしかして、あなたもハッピーエンド中毒者?

「俺は、理想のカップルでありたいな」
元彼にそう言われたとき、
わたしは、言いようのないモヤモヤを感じた。

当時はうまく言えなかったけれど、
今ならわかる。
彼は私を見ていたんじゃない。
理想のカップルというドラマのヒロイン役を、
私に演じさせたかったんだろうなって。
そう、それはきっと無意識に。

「理想」という言葉はキラキラしているけれど、
実はとても窮屈なものに見えてくる。
そこには、”こうあるべき”という
退屈なルールがいくつもあって、
その型にはめ込もうとする支配欲が
見え隠れしていた。

それに、それは愛ではなくただの演出って
匂いもしたかも。
そうだなぁ。イメージ的には、私って人間が、
彼の頭の中にある完璧な絵の一部に
なっていくみたいに感じられたの。

実際にその時は、
関係性と”わたしらしさ”について
深く考えたかな。

「彼はどこか遠くにある
もっと素敵な何かを探しているの?」
「遠くばかり探しているからもしかして
目の前にある花の美しさにも
気付かないの?」なんて
わたしの悪魔も何度か尋ねてきたし、
理想って言葉はとても興味深い。

もしかしたら、現実のちょっと不格好で、
でも愛おしい関係を愛する勇気がないから、
”理想という名のまぼろし”を追いかけて
安心しようとする人だったのかも。

こういう人は本人の中では
「もっと良い関係を目指しているだけ」と
思っていたり、何かを手に入れても、
それが現実になった瞬間に
また次の理想を探し始めたり...。

これ、幸せが実感できない呪いって
感じがして、わたしからすると、
地味にホラー案件。

そうそう。

そういう人は、きっといつまでも
ハッピーエンドを求めているんだね。

じゃあ私が求めているものって?


格好悪くても、ダメなところがあっても、
そのままの私をまっすぐ見てくれて、
相手の体温を感じたくて、愛おしくて、
この世に2人だけしかいない世界でも
生きていたいって思える感覚。

わたしは、理想の形に自分を
合わせるんじゃなくて、
どんな現実の中でも、自分の心を
ちゃんと守れる人でいたいな。

それは、自分で自分を幸せにしていける
強さを磨き続けるってことなのかも。

そう、幸田実果子ちゃんが
「私が手に入れたいのは、
ハッピーエンドじゃない。
鍛え抜かれたハッピーマインドだ。」
って言っていたように。

あなたは、どうかな?
もし人生をやり直せるなら違う人生を選ぶ?
幸せなものだけを選ぶ?



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