小さな命とともに。千年松の保護猫活動について
愛媛県今治市大島にある海宿千年松では、地域とともに歩む取り組みの一つとして、保護猫活動を行っています。
宿泊業というと、お客様をお迎えすることが主な役割だと思われるかもしれません。
しかし私たちは、「人」だけでなく、「地域」や「自然」、そして「命」との共生も大切にしたいと考えています。
現在、5匹の猫を保護しています
現在、千年松では合計5匹の猫を保護しています。
そのうち2匹は、新しい家族とのご縁に恵まれ、現在はそれぞれのご家庭で幸せに暮らしています。
そして残る3匹については、
1匹を敷地内で見守る「外猫」として、
2匹を室内にて大切に保護しています。
猫たちにも、それぞれ性格や歩んできた背景があります。
警戒心の強い子。
甘えん坊な子。
マイペースな子。
日々接していると、その小さな命にも個性があり、私たちにたくさんの癒しを与えてくれる存在であることを実感します。
不幸な命を増やさないために
千年松では、保護している全ての猫に対して避妊・去勢手術を実施しています。
これは、不幸な命を増やさないためだけではありません。
地域猫としてのトラブル防止や、猫たち自身が健康に暮らしていくためにも必要な取り組みだと考えています。
野良猫問題は、時として住環境や衛生面、近隣トラブルなど、地域全体の課題へと繋がることがあります。
だからこそ、「見て見ぬふりをしない」。
その小さな行動の積み重ねが、人と動物が共生できる地域づくりへと繋がっていくのではないでしょうか。
SDGsへの取り組みとして
千年松は、愛媛県のゼロカーボンチャレンジ企業として認定を受けています。
環境問題への取り組みはもちろんですが、私たちは「地域社会とともに持続可能な未来をつくること」も企業の大切な役割だと考えています。
今回の保護猫活動も、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に繋がる取り組みの一つです。
SDGs11「住み続けられるまちづくりを」
地域における野良猫問題は、住みやすい環境づくりにも関わる課題です。
避妊・去勢手術を行いながら適切に保護・管理することで、人と動物が共生できる地域環境づくりへと繋がります。
「見て見ぬふりをしない。」
そんな地域の小さな行動が、安心して暮らせるまちづくりの第一歩になると私たちは信じています。
SDGs17「パートナーシップで目標を達成しよう」
保護猫活動は、企業だけで完結するものではありません。
新しい家族として迎えてくださる方々。
地域の皆様。
動物病院の皆様。
保護活動に理解を示してくださる多くの方々。
こうした人と人との繋がりによって支えられています。
実際に2匹の猫たちも、新しい家族とのご縁によって幸せな生活を送っています。
こうした「繋がり」こそが、SDGs17が掲げるパートナーシップそのものだと感じています。
小さな命に向き合うということ
保護猫活動は、決して簡単なことではありません。
時間も、費用も、責任も伴います。
それでも、「この命を守りたい」と思う気持ちを大切にしたい。
そして、地域に根ざした企業として、観光業を通じた地域貢献だけでなく、小さな命を守る活動にも真摯に向き合っていきたいと思っています。
これからも千年松は、大島という地域の一員として、人と自然、そして命との共生を大切に歩んでまいります。
今後とも、温かく見守っていただけますと幸いです。
最後に、すでに新しい家族のもとで幸せに暮らしている2匹の猫たちにも、心から感謝しています。
素敵なご縁をいただき、本当にありがとうございました。
そして、現在千年松で暮らしている3匹の猫たちも、それぞれのペースで穏やかな毎日を過ごしています。
これからも、小さな命に寄り添いながら、一歩ずつ活動を続けてまいります。
