Gemini CLIでnote記事をObsidianに自動変換してみた
昨夜、私のパソコンの中に天才が住んでいることを発見した。
その名前は「Gemini CLI」。ターミナルで動くAIエージェントだ。
自分の言葉を、本当に使える形で手元に置きたい
私はnoteで200本以上の記事を書いてきた。子育て、AI、暮らしのこと。どれも試行錯誤しながら言葉にしてきたものたちだ。
でも最近、こんなことを考えていた。
「これらの記事を、クラウドじゃなく手元に置いて、本当に使える形で保存したい」
具体的には:
ObsidianでMarkdown形式で管理したい
記事ごとにファイル分けして検索しやすくしたい
タイトル、日付、URLなどのメタデータも含めたい
AIに読み込ませて対話できる形にしたい
記事は投稿して終わりじゃない。書いた後の「使い方」にこそ価値がある時代が来ていると思う。
自分の思考を「再利用可能な資産」に変えるには、2つの条件が必要だ。
必要なときに引き出せる構造
意味のある蓄積量
情報は、ただ溜め込んでいるだけでは価値が生まれない。構造と量、この2つが揃ったとき、ようやく「再活用できる知」になる。
noteの全記事ダウンロードは「巨大な塊」だった
実際にnoteの「全記事を一括ダウンロード」を試してみた。

結果は絶望的だった。

200件以上の記事が、XMLという形式で巨大な1ファイルにまとまっている。開いてみると、何がどこにあるか全くわからない。まるで情報のかたまりがそこにあるだけで、言葉が取り出せない状態だった。
構造はある。でも、人間の目にはやさしくない。
欲しいのは「データ」じゃなく「使える形」
問題の本質が見えてきた。
noteからダウンロードできるのは「データ」であって、すぐに「使える形」ではないということ。
私が本当に必要だったのは:
XMLファイルをパースして構造を理解する
記事ごとにMarkdownファイルを作成する
メタデータをYAML形式で各ファイルに付与する
ファイル名を「日付-タイトル.md」形式で統一する
つまり、XMLからMarkdownに変換する必要があった。
でも、私はエンジニアではない。Pythonも書けない。どうしよう?
そのまま、ずっと放置していた。すっかり忘れていた。
いきなり転機が来た──Gemini CLIとの出会い
昨夜(2025年6月25日)、Xのタイムラインで「Gemini CLI」が話題になっていた。
> Install Gemini CLI: https://t.co/R2CsgNMA3A
— Google AI Developers (@googleaidevs) June 25, 2025
> Read the blog to learn more:https://t.co/D4T0ThsdCZ
ターミナル用のAIエージェント?よくわからないけれど、みんなが盛り上がっているなら試してみよう。Claude Codeも気になっていたけど有料で躊躇していたところ、Googleから無料で使えるツールが出た、ラッキー。
とりあえず、インストールしてみた!
— まり@国立大院卒理系専業主婦 (@m316jp2) June 25, 2025
なんかやってみよう〜! https://t.co/lU809SG4wH pic.twitter.com/kmNVRiN122
そして、思い切って雑にお願いしてみた。
「noteからダウンロードした全記事(XMLで約200件が1つにまとまっている)を1記事ずつMarkdownにして。Obsidianで読みたい」
すると、Geminiは:
私の要求を理解して
Pythonスクリプトを一瞬で書いて
「実行していいですか?」と聞いてきた
私は、ただ「はい!(y)」と返しただけ。
5分後に起きた奇跡
処理は数分で完了。できあがったのは、私が夢見ていたものそのものだった。
YAML入りのMarkdownファイル約200個
ファイル名は「公開日-タイトル.md」形式
タイトル、公開日、URL、本文、記事IDまで含まれている
私のやりたいことを完璧に理解し、たった数分で実現してくれたAI。まるで、私のPCに優秀なエンジニアが住み着いてくれたような、知的な感動に包まれた。
あなたも始められる
Gemini CLIは無料で使える。インストールは簡単だ。
エンジニアだけのものじゃない。むしろ、日常の「めんどくさい」を見つけられる生活者にこそ向いていると思う。
あなたの身の回りにも、きっと「自動化したいけど、方法がわからない」ことがあるはず。
写真の整理
家計簿のデータ変換
文書の一括処理
ファイル名の統一
まずは小さなことから始めてみてほしい。「こうしたい」を言葉にして、AIに相談してみる。
きっと、あなたのパソコンの中にも天才が住んでいることがわかるから。
【著者プロフィール】
まり|男子3兄弟の母(小6・小4・3歳)
家庭×AIの実践知を発信。
NHK「チルシル」・日テレ「DayDay.」他 出演
Xフォロワー7,000人超。
著書『おうち遊びアイデア帳』(幼児教育カテゴリ1位獲得)
ブランド《mamamo》商標登録。
子どもと過ごす日常を起点に、教育・暮らしの中でテクノロジーがどう機能するかを探究。現場に根ざした視点で、家庭からの変化を伝えます。
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