ニーズを感じた瞬間
認定式を直前に控えた今週、父の入院と手術が急遽決まりました。
同時に、驚くほど病名がたくさんついたのですが、その病名の一つに「難病指定」の病名がつきました。
偶然にも去年の暮れに、バイト先のスタッフも難病指定の病気と判明して手続きを済ませた経緯を聞いていたので、結構手続きに時間がかかることや「面倒だった」という感想を聞いてました。
父はもう入院していますが、実際問題として、父は当然、自分の体のことに専念しなければなりません。ですが、難病申請や介護認定申請など「申請する」ものが結構あります。今回コルセットなど病院指示のもと作るのですが、これも先払いで申請後還付される形になり、やはり複数の書類が必要になります。
その書類の多さを知って、母は相当気が重くなっていました。
我が家は母も病気で、酸素をつけて生活をしています。
母は、区役所でたくさんの書類や説明を受け、包括支援センターとのやりとりなど縦割り行政であちこちに行かねばならないことにかなり辟易している様子です。
わたしは開業の準備で苦戦し、その苦労に比べれば、その書類についてさほど多いとも思っていなかったのですが、それはすでに、いつのまにかわたしは慣れてきて、本当は結構煩わしく感じるものなんだ、と再確認する瞬間でした。
世間一般的には「書類集めして、提出する」という行動は大変で面倒なんだなあと思いました。また、病気で、思うように外出できないとなれば尚更なのでしょう。
登録準備の書類準備は、行政書士の登竜門だと聞きますが、なるほどなあと実感しています。
行政書士の仕事は、AIを活用すれば自分たちで行える、自分でできると自ら色々な手続きをされる方も多いと聞きます。ですが、年配の方は体力的に厳しくなることも多い。
ならば、行政書士に頼んでしまって、負担を減らしたいというニーズを身内のことではありますが、肌で感じました。
もうすぐ、本格的にスタートする行政書士1年目。
1600種はある言われる専門業務に悩むことは、減ってきました。
わたしは行政書士試験受験のときから、両親を含め、年配の方の書類代行のお手伝いをしたいと思っていました。そして、孤独死はあまりにも心が痛みます。最低限の終活を、できればそれほど大袈裟なお金をかけずにできないものか、その思いが、どんどん日増しに確信に近くなってきています。
行政書士1年目は、正直言って「現実を知らない」無知さの方が優っています。
すでに今も、お金の問題に直面しています。お金がなければ何もできない、と言われることのほうが多いです。現実と理想のあまりにも違うギャップの中でもがいています。
でも、その「お金のない」年配の方が、これからは増えるはずです。この現実を前提としてどう動けるか、どこに優先順位をつけて生きて、財産管理をしていくか、を考える必要があると思っています。貢献できることがあるのだろうか、そんな思いです。
すでに登録が終わり、続々と業務研修の情報も入ってきて、懇親会も含め、不安が募りすぎて眠れなくなる日もあります。でもこの研修会や懇親会は、お客様の「助け」になるための前提になるものにすぎません。改めて、今日そのことに気づかされて、少し前を向けるようになってきました。
なにもかも「初めて」の行政書士1年目。
正直思い描いていた以上に「迷い」「選択」「決定」の連続です。
今、行政書士を目指されてる方が開業準備、1年目のさまざまの情報やヒントは、わたしが知りたかったように知りたいと思っています。即独が可能な職業ですが、その分、孤独とも闘っています。検索して、発信してくれている先生の言葉で少しホッとすることもあります。わたしもそんな一人になれるように、続けてゆきたいと思います。
