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【ドバイ準備】week 8:公立小での「洗礼」。転入生が経験した突然の孤立。

公立小での生活が始まって3週間。
上の子も下の子も毎日楽しく学校に通っている、はずだった。
金曜日までは。
上の子に至っては学校が楽しくて、渡航を延期してでも修学旅行に参加したい!と心底楽しみにしていたのに、状況が一変した。
今週は少し重い内容ですが、小6の転入生が受けた辛い洗礼について書き残そうと思います。

■ 3つの「い」の教え

子供たちの通う学校には『3つの「い」』のスローガンがある。
ちいさな「い」→いたずら
中くらいの「い」→いじわる
大きな「い」→いじめ。
これらは連鎖するものだから、小さな「い」から意識してやめようというもの。いじめに厳しいと評判の校長先生が、常日頃からそう言い聞かせてくれるのは素敵だなと思っていた。

■ わずかな違和感

少し違和感を感じたのは金曜日のこと。
「今日仲良しのみんなが修学旅行の部屋割りについて話してたけど、そのメンバーに自分はいれてもらえなかった」「話そうとするとトイレに行こう、と逃げられてしまった」。 大人ならわかる、仲間外れの前兆。
でも経験の浅い子供にはピンとは来ず、わずかな違和感として残ったのみだった。私も何があったんだろうとは思ったけれど、子供が深く考えていない様子だったので、それ以上深入りはしなかった。

■ 突然の孤立

月曜日、なんとなく学校に行きたくないと言い出した。
金曜日の違和感を思い出したのだろう。少し遅刻して送ったが、帰ってきた子供の口から出たのは「誰とも話さなかった」という言葉。
突然の孤立だった。 「もしかしてこれが原因?」と私が推測したことを伝えると、「あ、それだ!」子供の中でパズルのピースが埋まるようにエピソードが出てきた。

原因は、インター育ちのわが子にとって日常だった「異性の友達と冗談を言い合うこと」。
その当たり前が、この環境では許されなかった。
「M(隣の席)とN(前の席)のことが好きなの?」という執拗な問い詰め、「好きじゃないなら話さないでみてよ」と強いる圧力、そして最後は「ニュースです!R(わが子)はM(隣の席)とN(前の席)が好き」というメモ。 「本当にやめてほしい、それはいじめだよ」と伝えた瞬間から、話してもらえなくなったのだという。
主犯格の子が抱く歪んだ感情の矛先は、転入生であるわが子に完全に向いていた。

■ 先生の対応と、転入生の難しさ

先生はとても親身になって聞いてくれた。そして「席替えをしましょう!」とさっそく行動に移してくれた(主犯の2人は後ろの席だったこともあり離してくれた)。
次に、ママ友にもコンタクトを取ってみた。「え、3人仲いいって聞いてたよ」という驚きの反応。主犯の子がどんな子なのかはあまりわからないと、情報は少なかった。

今回感じたこと、それは転入生が馴染む難しさって、最初だけではないということ。

最初に打ち解けて安心してしまった今回。
完全に油断したタイミングでそれはやってきた。結局のところ、仲良くなった子がどんな子なのか、何に腹を立てるのか、キーパーソンは誰なのか。そこを押さえる方がよっぽど神経を使うことだと知ったのは、今回の出来事が起こった後だった。

転校したことのない私には未経験の世界だった。「小6から転入して馴染めるかな?すでに出来上がってる学年に入るのって難しそうだな」という想像はしていたけれど、初月にして壮大な洗礼を受けてしまった。
現在進行形で何一つ解決していないけれど、この先、子どもたちが日本に帰国して転入生として入ること、その難しさを痛感した出来事だった。

■ 「つらいことがあったら逃げればいい」の自問自答


「早くドバイに行きたい」

あれほど楽しみにしていた修学旅行の言葉は消えた。早く向こうの学校に行かせてほしいと父親に懇願する始末だ。
早く家族にも来てもらいたいと思っていた夫にとっては願ってもない状況だけど、だからといって自分の渡航が早まることはないため、結局あと2か月は今の学校に通うしかない状況。

辞令が出て8週間、本当に色々あったけれど、こんな状況は想定していなかっただけに戸惑う。

子どもの心のケアが最優先であることは絶対。
この先、同じような状況が起こった時に自分で乗り越える経験を積ませたい気持ちも山々だけど、この理不尽な仕打ちに正面から立ち向かう必要性も感じない。
今は幸い数か月後にドバイ行きが控えていることもあり、
「しんどかったら行かなくていいんだよ」
と言える。でも、
「つらいことがあったら逃げればいい」
が最終手段でよいのか。自問自答は今も続いている。

■ 中東情勢の現在地

前回触れた停戦協議のその後だが、イスラエルとレバノンの間では、期限を迎えた停戦合意が国際社会の働きかけで「さらに1週間」延長されることになった。米国とイランの間でも決定的な衝突は回避されている。

ひとまずは激しい戦闘の拡大は免れているものの、現地では散発的な衝突も続いており、決して「完全に終戦」と呼べる状況ではない。この脆い停戦がいつまで維持されるのか、あるいは再び緊張が高まるのか。
引き続き、現地のニュースには細心の注意を払っていきたい。

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