サンタクロースドリーム
子どもたちがまだ幼稚園児と未就園児だった頃。
我が子達は、買って3ヶ月の50インチのテレビをおもちゃで叩き、画面を壊した。
以来、我が家のクリスマスプレゼントはサンタさんからのみとなった。
壊されたテレビを見て怒った私が決めた事柄だ。それでもクリスマスプレゼントは用意しなくては可哀想だと、1000円くらいのおもちゃと、実母からの絵本とお菓子を詰めた袋を25日の朝に用意しておく、ということはしておいた。
ついに長男次男ともに小学生になった年のクリスマスが来た。私自身がサンタさんはいないのだと友達から聞かされたのが小学生だったことから、そろそろサンタさんの正体を知っても良い頃だと思うのだが、我が家はどうだろうか。
ある日、長男からサンタクロースの起源を聞かれ、キリスト教由来だと伝えた。すると長男が、
「キリスト教は信じていないけど、サンタさんは信じているよ」と言った。なので私が、サンタさんはキリスト教の司教が貧しい人への施しが起源だ、それがサンタクロースの始まりだと聞かせた。一瞬、
しまった!サンタさんは存在しないんだなんて思ったかも!
と肝を冷やしたが、
「大丈夫だよ!サンタさんは絶対いるよ!だってママが夜におもちゃなんておいてくれるわけないでしょ!?」
と、長男。
長男の中での私っていったい・・・。
兎にも角にも、親自身が子供のサンタさんドリームを壊すという失態は免れたようだ。
余談ではあるが、夫に聞いたら、夫の小さい頃はクリスマスプレゼントといえばサンタさんからのみで、「お父さんとお母さんから」という別口はなかったという。
育ってきた家で違うものだと感じ入ったものだった。
ちなみに我が家では、私の実母からのプレゼント、として別口が存在している。
どうしよう、将来孫連れてきてその孫が我が子のようにウン千円の高級おもちゃせがんできたら・・・。
