ChatGPTを使ってみました(後編)

ChatGPTに関するnoteが前編だけでかなり長いので前後編に分けました。

ChatGPTを使ってみました(前編)

ChatGPTを利用して企業の機密情報が漏洩した、というニュースをたまに見ますが、(注意書きが表示されるようになって以降、という但し書きはつきますが)注意書きをしっかりと読んでいれば、防げた事例もあったのではないかと思います。

以下はアカウント作成時に表示された注意書きです。英文が実際に表示されたもので、日本語の文章は私が英文をGoogle翻訳にかけて日本語化した物です(文面は、私がアカウント作成したタイミングのものであり、今後変わる可能性はあると思われます)。なお、先頭のアルファベットは便宜的に振ったものです。

A.
Our goal is to get external feedback in order to improve our systems and make them safer.
私たちの目標は、システムを改善し、より安全にするために、外部からのフィードバックを得ることです。

B.
While we have safeguards in place, the system may occasionally generate incorrect or misleading information and produce offensive or biased content. It is not intended to give advice.
安全対策を講じていますが、システムが不正確または誤解を招く情報を生成し、攻撃的または偏ったコンテンツを生成することがあります。アドバイスをすることを目的としたものではありません。

C.
Conversations may be reviewed by our AI trainers to improve our systems.
会話は、システムを改善するために AI トレーナーによって確認される場合があります。

D.
Please don't share any sensitive information in your conversations.
会話で機密情報を共有しないでください。

E.
This system is optimized for dialogue. Let us know if a particular response was good or unhelpful.
このシステムは対話用に最適化されています。特定の回答が良かった、または役に立たなかった場合はお知らせください。

F.
Share your feedback in our Discord server.
Discord サーバーでフィードバックを共有してください。

ChatGPT利用開始時に表示された注意書き

ChatGPTを使った際に機密漏洩に関してはアカウント作成時に注意されていることが分かります(上記の注意書きだとDで明言されていますし、Cの文面からも入力した情報が"AI トレーナー"に見られる危険性は推測できると思います)。ChatGPTに限らず私はAIはツールとして有用だと思いますが、リスクを含め、使い方を分かっている必要はあるとも感じます(AIに限らず、ツールと呼ばれるものはそういうものだと思います)。
ChatGPTを企業でツールとして活用しつつ、機密漏洩のリスクを下げることを考えた場合、ChatGPTを使う人の中で機密情報に触れる全ての人に潜在的な漏洩のリスクがあると考えられるため、理想はChatGPT自体に機密漏洩を防ぐ仕組みが実装されていることだと考えますが、コスト的な問題から有償の機能追加オプションでも構わないと思います(ChatGPTを企業で利用を許可する場合、有益だと判断すれば、必要なコストを払ってでも使いたいとなる企業はあると思います)。それに加えて、社内の利用者に対してChatGPTに当たっての教育などを行うことが必要だと思われます。ChatGPTについてしっかりと理解した人を講師役にして、社内教育の機会を設けるなどの手段を講じることが出来れば、漏洩のリスクは下げられると思います(ただ、講師役が出来る人を確保することは難しいかもしれません)。


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