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信州・北陸を巡るひとり旅 第5回|高山村・The TOJIBA 松川館

◾️湯治とサウナ、そして信州ジビエの饗宴

城巡りを終え、次に向かったのは、
長野駅から送迎バスに揺られること約40分、
長野県高山村にある "The TOJIBA 松川館"でした。

“秘境の宿”と呼ばれるこの場所は、
温泉・サウナ・食を通じて、身体と心を整えるための宿です。

松川館のエントランス
たくさんの薪に迎えられての入館


今回予約したのは、
"信州の秘境で料理長こだわりのプレミアム肉の味覚祭り"プランです。

ジビエと地元肉を中心とした料理で、
この宿らしさを存分に味わえる構成です。



◾️4つの温泉で身体をゆるめる

松川館では、合計 4つの温泉 が楽しめます。

まずは館内の内湯でゆっくりと浸かる。
熱めの源泉が身体の芯まで染み渡るようで、
気づけば時間があっという間に過ぎていきます。


内湯

松川館はpH8.5 の弱アルカリ硫黄泉。
湯口は約42℃、露天は40℃前後で、
長湯しても湯あたりしにくいお湯です。


そして、貸切露天風呂「極無の湯」。
湯の華が舞う源泉に浸かりながら、
静かな自然の中で、身体も心もほどけていく時間を過ごしました。

貸切風呂 極無の湯

また、宿から徒歩数十秒の場所には、
昔ながらの共同浴場である「大湯」や「滝の湯」もあり、地元の人々に親しまれてきた湯を回ることもできます。 今回はお宿のお風呂を存分に楽しんだこともあって立ち寄りませんでした。その分、次の楽しみが増えました。


◾️サウナで“ととのう”時間

松川館のもう一つの魅力が、"森のサウナ"と"天空のサウナ"の2つの貸切サウナです。

今回は"森のサウナ"を利用しました。

⭐︎森のサウナ
森の中に佇むサウナ小屋。
檜の香りと石材の蓄熱で、肌の奥からじんわりと熱が入る“輻射熱の熱”を体感できます。

セルフロウリュで蒸気を立てた後、深さ120cmの水風呂へ。外気浴は森のざわめきと風の音に包まれ、
自然と一体になれる贅沢な体験でした。

焚き火を眺めながらの外気浴は最高の癒しの時間
深さ120cm、ざぶんと飛び込める贅沢な水風呂
水分補給コーナーにはハッカ水
70度の中温サウナ、110度の超高温サウナの2種類



⭐︎天空のサウナ
標高の高い場所にあるプライベート空間。
窓越しに渓谷を望み、
夜には世界第3位に選ばれた星空を独り占めできます。
こちらのサウナ、次回の楽しみにとっておくことにしました。



◾️信州の恵みを味わう夕食

夕食は、プラン名どおりのプレミアム肉の味覚祭り。

メインは、
• 熊肉とキノコの鍋
• 猪肉のジビエソーセージ
• 信州産 牛・豚・鶏の陶板焼き

いずれも信州で獲れた素材を使っており、
肉本来の旨味がはっきりしています。

熊肉はしっかりとしたコク、
猪のソーセージはクセがなくジューシー、
陶板焼きは香ばしさと旨味のバランスが絶妙でした。

前菜から信州の幸が盛りだくさん
信州で採れたキノコ、熊肉の鍋
こちらも信州産
左から信州牛、信州福みどり、信州ポーク



ジビエと地元肉は、
野性味と優しい下味の両方が感じられ、
湯治のように身体を整えたあとに食べると、
その味わいがより深く染み渡るように感じられました。

地域の食材と調理法を大切にした料理は、
量だけでなく質でも満足感が高く、
一皿ずつ丁寧に味わう時間になりました。



◾️身体も心も“ととのう”夜

温泉とサウナを重ね、
信州の肉料理を味わった夜。
身体はほどけ、五感は研ぎ澄まされ、
まるで“本来の自分”に還るような感覚でした。

満天の星空と静寂の森、
湯気の立つ露天と薪の香り、
すべてがここでしか味わえない時間です。



◾️次回に向けて

次は、
いよいよ 金沢編 へと進みます。
城下町・食・文化が深く交わる加賀百万石の街を、
ゆっくりと歩いた記録をお届けします。

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