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信州・北陸を巡るひとり旅|番外編

6泊7日で巡った信州と北陸の旅。
温泉、城、歴史、食と酒。

それぞれの場所については記事として記録してきました。

ただ、旅の途中にはまだ書ききれていない
小さな出来事や風景もありました。

移動の時間。
ふと立ち寄った場所。
印象に残った景色や味。

この番外編では、
本編では触れきれなかった旅の断片を、
静かに書き留めておこうと思います。



◾️1日目|神戸空港から新神戸へ

神戸空港に到着したあと、新神戸駅へ向かうバスに乗りました。
ここから新幹線に乗り、信州へ向かう予定です。

バスに乗り込むと、乗客は私ひとりでした。
そのため、運転手さんと少し会話をする時間がありました。

「どちらから来られたんですか?」

長崎から来たことを伝えると、運転手さんが少し嬉しそうに話を続けます。

「長崎、いいところですよね。修学旅行で行ったことがあります。
グラバー園とか、平和公園とか。」

思いがけず、バスの車内で長崎の話になりました。

坂の多い街のことや、港の景色のこと。
短い時間でしたが、知らない土地で地元の話をする不思議な時間でした。

バスは三宮を通り、新神戸駅へ。
ここからいよいよ、信州へ向かいます。



◾️名古屋から松本へ|特急しなのからの車窓

名古屋から松本へは、JRの特急「しなの」に乗りました。
信濃路を進む特急列車です。



車窓には、山の稜線と川の流れ。
都市の景色が少しずつ消え、山の風景へと変わっていきます。



列車の時間は、旅の速度が少し緩む時間でもあります。

この区間では、駅弁とビールを楽しみました。
鰻や味噌カツが入った駅弁に、冷えたビール。


名古屋駅で購入した駅弁
鰻、味噌カツと名古屋の味を楽しめる


特別な料理ではありません。
けれど、列車の揺れと信濃の山を眺めながら食べると、
それだけで旅の食事になります。

松本に近づくにつれて、
景色はさらに山深くなっていきました。

信州の旅が、ここから本格的に始まります。



◾️松本でのランチ|城下町の味

松本に到着して最初に向かったのは、城下町の蕎麦屋でした。

信州といえば蕎麦。
まずは冷たい蕎麦とビール。

細く、しっかりとしたコシ。
香りの強い信州蕎麦でした。

もう一つ頼んだのが、信州名物の山賊焼。
大きな鶏肉を揚げた料理で、外は香ばしく、中は柔らかい。

ビールとの相性がとてもいい。



さらに、日本酒を一杯。
信州の酒は水の良さを感じる、すっきりとした味わいでした。

蕎麦、山賊焼、日本酒。
城下町の昼は、信州らしい味で始まりました。

松本城へ向かう前の、ゆっくりした昼の時間でした。

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