「考える」とはどういうことか ー 小学生からプロ野球選手までと話して気づいたこ
1. はじめに
僕は今、小学生からプロ野球選手まで、いろんなカテゴリーの競技者と野球の話をしています。
その中で、ずっと感じていることがあります。
それは 「考えていない人が非常に多い」 ということです。
でも、これはある意味で仕方のないことだとも思っています。
野球界には、昔から言われてきたことを、そのまま下の世代に伝えていく風潮があるからです。
「上から叩け」「力は抜け」「肩を入れるな」「開くな」—— 野球をやっていれば、誰しも一度は聞いたことがあるはずです。
でも、なぜ力を抜かないといけないのか、なぜ肩を入れてはいけないのか。 これをきちんと説明できる人に、僕はあまり出会ってきませんでした。
とにかく「言葉」より擬音が多いのです。「バーンと」「グッと」のように。 正直、理解できなかった経験が何度もあります。
そうやってたくさんの指示を出しておきながら、いざ結果が出ないと、 今度は 「考えて練習しろ」 と言われます。
でも、何を考えればいいのかを「言葉」にできる人も、また少ないのです。
そんな野球界ですが、
この記事は、昔の僕のように 「考えて練習するとはどういうことか」が分からない若い選手や指導者の方に向けて、 僕なりに「考える」を言葉にしてみたものです。
先に結論だけ言うと、僕にとって「考える」とは 「なんとなく」を「こうだから」に変えること。
これがどういうことか、ここから具体的に話していきます。
2. 20年中19年は打てなかった過去
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