計画通りにいかんからこそ、軸が強くなる。
何かを始めようとするとき、まず「計画」を立てると思います。
進むための地図を描くことは大事やし、それがないと不安になるのも自然です。どんな目標も「計画なしで達成できる」なんてことは、ほとんどありません。
でも、同じくらい大事なのは「計画通りにいかんことは多い」という現実を知っておくことだと思います。
むしろ、計画が狂うのは当たり前で、そのときにどう軌道修正するかが大事なんですよね。
今、僕は自分のお店のOPEN準備をしています。
資金の見積もりもして、スケジュールも立てて、備品リストも作って。最初は「これで大体いけるやろ」と思っていました。
けど実際に動き出したら、あれこれ想定外のことが出てきます。
工事が思った以上に伸びたり、追加で必要な備品が出てきたり、消耗品ひとつとっても積み重なると金額が跳ね上がる。
気づいたら「え、もうこんなにお金飛んでいったん?」と驚くことばかりです。
このとき、計画通りに進まへんことに落ち込む人も多いと思います。でも、そこで「計画が崩れるのは前提や」と受け止められるかどうかで、心の余裕が全然違ってくるんです。
計画は大事です。
でも、それは「絶対に守るべき答え」やなくて「進むための地図」みたいなもの。
実際に歩き始めたら、地図に載ってない凸凹や通行止めに出会うのは当たり前です。
お店の準備でも同じこと。
「予算内で収まるはず」
「この日に工事が終わるはず」
「OPENまでに全部整うはず」
そういう“はず”は、現実の中では簡単に揺らぎます。
でも、それは「失敗」やなくて「調整のサイン」やと考えたほうがいいんです。
計画がズレたときにこそ本質が見えてくること。
資金が予定以上にかかると「何に優先して投資するか?」を真剣に考える。
スケジュールが押すと「今できることは何か?」を工夫する。
実際、僕も追加費用が出たときに「全部揃えるんは無理や。じゃあ、お客さんに一番体験してほしい価値はどこや?」と考え直しました。その瞬間、ただ数字を追うだけやなく「自分の店の軸」がクリアになったんです。
計画通りにいかんことは、軸を見直すチャンスなんです。
多くの人は計画を「守るため」に立てます。
けど実際は、計画は「壊れる前提で立てる」くらいがちょうどいい。
守ることに執着すると、ズレたときに自分を責めてしまう。
でも「壊れてもええ、どう修正するかが大事」と思えると、計画そのものが柔軟に使えるようになるんです。
OPEN準備もそう。最初の計画はあくまでスタート地点。実際にやってみてズレが出るたびに「問い直す」ことが、お店を強くしてくれるんやと思います。
計画通りにいかなくても「なぜやりたいのか」という本質さえぶれてなければ大丈夫です。
OPEN準備でお金がかさんでも、スケジュールが狂っても、「この店を通して届けたいもの」が明確なら、道は必ず繋がります。
逆に言えば、計画が狂ったときに不安で立ち止まってしまうのは、計画より大事な“軸”を見失ってる証拠かもしれません。
計画は大事。でも計画通りにいかんことは多い。
それは失敗やなく、調整の合図であり、本質を問い直すチャンスです。
資金も時間も予想以上にかかる。けど、そのたびに「ほんまに必要なものは何か?」「この店で一番大切にしたいことは何か?」を考え直すきっかけになりました。
計画は地図。壊れてもいい。
本当に守るべきは、その道を進む「理由」と「軸」なんです。
今、何かに挑戦しようとしているなら。
計画を立てるのは大事。でも「予定外」を恐れずに、そこから本質を見直すチャンスにしてください。
計画は崩れる。
でも、本質は崩れません。
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