Is this a gikkuri?
こんにちは。
ごきげんよう、chimoです。
ひさしぶりね。
そうそう。
わたしの近況を聞いてもらえる?
あなたが聞かなくても言っちゃうし、書いちゃうし、今だけは心、ダダ漏れにさせて。
遡ること、ン年前。
腰が痛いから、病院へ行ったら「ぎっくり腰の一歩手前」と言われたわ。
(えぇ?こんなに痛くても、本物のぎっくり腰ではないの?)
納得できなかったわ。
しかし世に聞く、ぎっくり腰ってやつは「動けなくなる」らしい。
わたしの場合は、痛くても動ける上に、ぐーぐー寝れる。この痛みは「ぎっくり」ではないと信じたわ。ドクターが言う、一歩手前がどのくらいの手前なのか明確な範囲があったのか知らないけれど、まだまだ元気にいけそうって思ったのは覚えている。
駄菓子菓子である。
時は流れに流れ、最近のことよ。よっこらしょって、起きた瞬間に「いてて」となったの。よっこらしょの時点でわたしのボディがそれなりに大人になったのを知ったわ。うふふ、わたしったら腰なんかさすっちゃって年頃ぶっちゃって、やだやだ。さてお茶飲もう、何もなかったことにして、「いてて」を軽く見てたの。
洗面所で涙を流し、インナーが履けなくて、前が見えなくなる時がくるなんて知らずに。
仕事帰り。いててを通り越して、息をすると痛みでうって息が止まるの。腰をさすりながらロングブレス法で呼吸をすれば痛みが和らぐ気がして、ふぅ〜〜ぅ〜〜って、長く遠く息をしてみたの。あらやだ、痛み和らぐじゃん!って。自分天才!ってはしゃいで過ごした2日後。
シャワーを浴びて、さてインナーを身につけてようとしたその瞬間。足が上がらないの。
おかしいわ。
ロングブレスをしてみたわ。
痛みが思うように引かず、ズキズキズンズン差し込んでくる。その間に息は続かないし、痛いし、咳き込んだら、よろけて洗濯機にしがみついたわ。
片手にインナー、足は膝が外向きに菱形、これってガニ股ってヤツよね。さらに肘をついて洗濯機に寄りかかる40代。おかしすぎて目尻から光の粒が溢れたわ。笑って床に転がった、その勢いでインナーが履けないかと試みたのに履けないの。
床に転がりインナーも履けなくて、目の前が滲んでみえなくなったのよ。
脳裏によぎったわ。
これって、もしや、ぎっくり腰?
それでも筋肉痛と意地を張ってみたのよ。筋肉痛にしては筋肉使ってなかったけどね。
翌日。仕事帰りにはじめての病院へ行ったわ。それらしく振る舞う方がいいのかと、腰に手を当ててみたりして。
誰もいない静まり返った待合室に、看護師さんが5人。診察室へ招かれ、目の前にいたのは、大きな椅子に座ったお爺ちゃんな先生。
言われるがままに腰やら足やら診てもらう。
トンカチみたいな打ち出の小槌で、わたしの膝を叩くと、足がびょーんと跳ねあげる。
先生もといお爺ちゃんが、ふむ、と難しそうな顔をするのでドキドキしたわ。次のひと言を待つの。
「神経あるね」
打ち出の小槌に感謝しつつ、神経あるね、が本物な気がしたわ。
「じゃ、レントゲンね」
優しい看護師さんがゆっくり準備してくださいねって、優しい声で言った後の1枚目。横向きに撮りますので先生が来ますと、横向きにやっと向き直した直後に、お爺ちゃん先生登場して2枚目。
「んーー。もうちょっと、こっち」
服をひっぱり台の上で成す術なしのわたし。
いてぇという暇もないまま、お爺ちゃん先生にされるがまま角度をつけられる。
どうだまいったか、骨なんか異常ないでしょう。筋肉痛なんですのよ。胸を張って診察室へ戻る。
「そうね、これね、わかる?正しいのこっち、さっき撮ったのがこれね、ズレてるね、わかる?」 模型と私の腰椎らしきそれを指しながら「普通はまっすぐなのここ、わかる?で、あなたの骨ね、これ、ここ、ズレちゃってる。まず痛み止めだそうか」
ズレちゃってる。
お爺ちゃん先生の人生経験豊かな人から言われる「ズレちゃってる」はなんだかそう、ズレてはいない許容範囲のズレてるな気がしたわ。同じズレでも、まぁまぁ、驚くほどじゃないよと言われような気になって「いてて」って腰をさすりながら家路に着いたわ。
腰椎滑り症っていうらしい、腰椎のクッションは残念な座布団になったらしい。
治らないらしいけどとりあえず、腰回りの筋肉を強くしようと決めたの。2026年。まだまだやることが多いようね、人生はどんどん新しいことが更新されていくわ。
そうよ、わかる?
これって愉快に書いてるけど、結構痛かった時の心の叫びよ。
それさえも愉快に思ってるのも真実だけどね。
#なんのはなしですか
#ぎっくり
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