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ふかふか空豆のベッド

 

枝豆、ひよこ豆、大豆にグリンピース……食卓にならぶ豆たちの中で我が家が特別たのしみにしているのが「空豆」。

 旬の季節は4~6月となっているけれど、いちばん美味しいと感じるのは、やっぱり5月頃。家族の中でひときわ、その旬を心待ちにしている夫。夫は好きすぎるあまり、2㎏入りの箱を買ってきたことがあったほど、無類の空豆好きさん。

 毎年スーパーの野菜コーナーに空豆がならぶと2人で吟味しながら「これは美味しそう」「これはどうかな」ふむふむと空豆をえらぶのが楽しい悩みのひとつ。だけど本当のところ。空豆は皮をむいて、茹でてみないと本当においしいのか分からない。おいしく茹でれるかも腕の見せどころなので、お互いに代わる代わる茹で係になって「どう!美味しくできたでしょう!」と互いに褒めたり、「もうちょっと、茹でても良かったかなぁ」と言い合えるのが楽しみのひとつ。

 個人的にもうひとつ楽しみにしているのは『皮むき』。空豆をむくと実よりも、大きな外側の皮にびっくりしてしまう。この下ごしらえをしている時に思いだすのが『そらまめくんのベッド(なかや みわ:作 ・絵)』という絵本のこと。

そらまめくんの宝物は、雲のようにふわふわで、綿のようにやわらかいベッド。だからだれにも貸してあげません。

福音館書店:作品紹介より引用しました

 この絵本を読んでから空豆の皮をむくたびに、下ごしらえの時間がどうにも愛おしくてたまらない。「そらまめくん」の宝物のベッドをとってしまい「ごめんね~!」と申し訳ない気持ちになると同時に、かわいいそらまめくんが、ゆりかごに入って眠っている姿をみれて、ほっこりしてくる。とっても気持ちよさそう。わたしはこんな風に下ごしらえを楽しくできると、料理の腕がぐーんと、あがった気分になれる。

 食卓で空豆が、ひと粒、ひと粒がほっぺの中でおどるたびに、大事に大事に味わっていたいなーと感じるひととき。

 空豆が美味しくなる季節になると、スーパーの野菜コーナーにいる時間が途端に長くなる。楽しく悩ましい季節が今年もやってくる。


©TOMOさん 
いつもありがとうございます😊

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【プロフィール】
chimo:おおらかに憧れる主婦。コーヒーを愛し、おいしいもの探しが趣味。

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今年の空豆たのしみだな~。


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