言葉の壁乗り越えるには
国際結婚をすると、必ずと言っていいほどぶつかるのが「言葉の壁」です。
乗り越え方は大きく二つ。どちらかが相手の言語に合わせるか、二人とも第二言語でコミュニケーションを取るか。
うちの場合は、私が日本在住で当初日本語しか話せなかったので、必然的に旦那さんが日本語に合わせる形になりました。
出会った当初は、今ほど日本語も流暢ではなく、メールもほぼGoogle翻訳頼りだったと思います。また当時は今ほど便利なAI翻訳アプリもなく、Google翻訳の直訳をそのまま送り合うような感じでした。
今見返すと、たどたどしい日本語の文章がなんだかとても愛おしい♡今はもう上手すぎて、逆にちょっと寂しいくらいです😅
最初は文法なんて気にしなくて大丈夫です。
それよりも大事なのは「伝えたい」という情熱の方。それでも伝わらない時は、画像を見せたり、知ってる単語を並べたり、少し英語を混ぜてみたり、とにかく手段を選ばずやっていました。
面白いのは、日本人は英語を話すとき「発音が変だと恥ずかしい」「間違えたら恥ずかしい」と思いがちですが、シンハラ語となると話は別。そもそもシンハラ語を知ってる日本人なんてほとんどいないので、「正しい発音」の基準を気にする人自体がいないんです。英語のようにみんなが評価できる言語じゃないからこそ、逆に気負わず話せる。マイナー言語ゆえの気楽さって、実はけっこう大きいと思います。
さらに嬉しい発見だったのが、シンハラ語は日本語と語順が同じだということ。
だから最初は文法もへったくれもなく、知ってる単語をとりあえず日本語と同じ順番で並べるだけで、意外と伝わったりしていました。今は少し勉強して、日常会話くらいならできるようになっています。(シンハラ語の練習方法については、またあらためて書きますね。)
一方で、私は仕事柄たくさんのスリランカの方とお会いしてきましたが、来日5年、10年と経っていても、日本語がほとんど話せない方も少なくありませんでした。
その多くは、日本に来てもスリランカ人コミュニティの中だけで生活が完結している方。
本人が困っていなければ、それでいいのだと思います。要は「困っていない=必要性が低い=覚えない」という、ごくシンプルな話なんですよね。
語学習得って、結局のところ周りがどれだけ勧めても、本人に必要性や情熱がなければ身につきません。
旦那さんが日本語を覚えたのも、たぶん「私と話したい」「職場の同僚と話したい」という気持ちがあったからだと思います。
私も同じで、「主人や主人の家族と話したい」という気持ちがある。伝えたい、分かり合いたいという気持ちこそが、語学学習の一番の活力になります。
言葉の壁は、乗り越えるものじゃなくて"埋めていく"もの
言葉の壁は、一気に「乗り越える」ものというより、二人の間で少しずつ「埋めていく」ものなのかもしれません。
文法もツールも完璧じゃなくていい。
最初はGoogle翻訳の直訳と単語の羅列だけのぎこちないやり取りでも、そこに「伝えたい」という気持ちさえあれば、言葉は自然とついてきます。
日本語のニュアンス、雰囲気、曖昧な表現、濁す表現とか特にわかりにくいですよね。。
もし今、パートナーとの言葉の壁に悩んでいるなら、大事なのは「完璧に話せるようになること」ではなく、「話したい・分かり合いたいと思い続けること」。その気持ちさえ途切れなければ、言葉は後から必ず追いついてきます。たどたどしいやり取りも、数年後にはきっと、愛おしい思い出になっているはずです。
