整理とは「モノに命を吹き込むこと」
家にいても身体を動かしたくなるくらい、ポカポカとあたたかく気持ちの良い4月。
新年度で気持ちがソワソワしている人にこそ、モノの整理をおすすめしたい!
お片付けや整理と聞くと、「捨てたり手放すことやろ?」と真っ先に思い浮かべるかもしれません。
もちろん、不要なものを手放すのは超重要な最初のステップです。
でも、私が整理収納アドバイザーとして一番大切にしてほしいのは、実は「残すモノ」への向き合い方なんです。
私は整理の本質は「モノに命を吹き込むこと」だと思っています。
ん?どゆこと?と思った方は続きを読んでみてください。
「なんとなく」を「理由のある」に変える
整理とは、単に「いる・いらない」を分ける作業ではありません。
残すと決めたモノに対して、「なぜこれを持っているのか」を自分の言葉で説明できるようにすることです。

例えば、人から見ればただの古い人形やコレクションでも、「見ているだけで癒やされる」「これがあるから明日もがんばれる」と自分の言葉で語れるならそれは持っていていいモノと判断します。

逆に、クローゼットの奥でぎゅうぎゅうに押し込まれ、シワだらけになっている服はどうでしょう。
どれだけ高価なニットでも、その存在を忘れられ、呼吸もできないような状態では、モノとしての命を全うしているとはいえません。
今の時期なら、冬の間お世話になったアウターを想像してみてください。
クリーニング代を払ってでも「次の冬もまた着たい」と思えるなら、それはあなたにとって大切なアウター。
ニットなら気になる毛玉を取ってメンテナンスをして、次の冬も着たいかどうか?を自分に問うんです。もし「Yes!」なら大切にメンテナンスをしてあげる。
そのひと手間こそが、モノに命を吹き込むという行為なのです。
モノが少ないと、風通しが良くなる
モノを厳選し、適切な量に整えると、家の中に「余白」が生まれます。

余白があるからこそ、お気に入りのニットも空気に触れることができ、私たちもその存在に気づいてあげられます。
モノを減らす行為が本当に大切にしたいモノを引き立ててくれたり、残すモノにより愛着が持てたり、予約ができたことによって使いやすくなったり良いことだらけなんですよね。
1日10分、未来の自分へのプレゼント
とはいえ、家中のモノを一度に整理するのは、果てしない作業に感じてしまうかもしれません。
そこで提案したいのが、私が実践している「10分スッキリチャレンジ」です。
モノは、私たちが意図的に家に入れない限り、勝手に増えることはありません。
それと同じで、私たちが意識的に外に出さなければ、家はどんどん塞がっていってしまいます。
だからこそ、1日10分だけでいい。
タイマーをセットして、1つの引き出し、あるいは棚の一段だけを整理してみましょう。
この「10分の積み重ね」が、1年後の景色を劇的に変えてくれます。
その時に捨てるモノだけでなく、残すモノに注目してみてください。どんな理由がありますか?
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