泉屋の「クッキー缶」から始まった☆わたしの好きなお菓子のはなし
小学生だった昭和30年代終わりから昭和40年代。
父が東京出張から帰るときのお土産に、「榮太樓飴」がよくありました。
そして、お土産だったかどうかは不明だけど、
その「榮太樓飴」と同時期、家に「泉屋のクッキー缶」がありました。
青と白のシンプルながら、あの当時はなんかオシャレで高級なお菓子が入ってる感ありあり…
小学生の私はそんなふうに思っていました。
少しかため、甘さもひかえめ、
馴染みのないスパイスのような香りのするものもあったような…
丸や四角、円形で中がくり抜いてある浮き輪のようなクッキー。
「クッキー」
そんな名前さえ、私は知っていたかどうか…
[私の古い記憶]
家で軒先に干し柿が吊るされていて、細い縄に引っ掛けてあったその干し柿をもぎ取っておやつにしていました。
干し柿や、蒸したサツマイモは子供の頃のおやつの定番だったかも。
[幼稚園〜小学生のころ]
生クリームなんて食べたこともなく味も知らず、
台所にオーブンなどない時代。
母がクリスマスや誕生日に、アルミのような軽い金属の型を使い、
工夫してケーキのスポンジ台を作っていました。
バタークリームも手作りし、そのスポンジ台に塗って、
アラザンの銀色の小さな粒を散らしたケーキ🎂。
あの銀色の小粒、
噛んだときのジャリっとした音や口の中の感じ。
今も鮮明に覚えています。
手作りケーキは年に一度か二度のイベントにしか現れない特別なもの。
普段は10円玉を握りしめて近所の小さなお店で、飴玉やくじ引きで引き換えてもらう駄菓子がおやつ。
私が小学生だった頃の毎日は、それが大きな楽しみのひとつでした。
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中学生になって初めて食べた、「ブルボン・ルマンド」が震えるほどおいしくてー
「こんなおいしいお菓子が世の中にあるんだ!」
…と、感動した私です。
そんな記憶も懐かしい。
今、あちらこちらに出かけると、
自分や妹、娘にお土産にとー
缶に入ったクッキーを買って帰ることがよくあります。
先日訪れた福岡市立美術館「トーベとムーミン展」でも、
妹へのお土産は展覧会限定のクッキー缶にしました。
今の時代ー
びっくりするほど、おいしかったり、
びっくりするほど、美しかったり、
びっくりするほど、手に入りにくかったり、
びっくりするほど、のお値段だったり😁します。
そして、そのクッキーの味だけでなく、
クッキーがきれいに並べられた缶、
それぞれが魅力的で私も欲しくなります。
おいしいクッキーはたくさんあるし、
美しい、かわいい缶にもいろいろめぐりあってきたけれど。
今の私が一番好きなクッキー、
一番好きな缶は、
(クッキーという名ではないけれど)ー
鎌倉 豊島屋の「鳩サブレー」です。
どこかなつかしい味。
硬すぎず、やわらかすぎず、甘すぎず。
コーヒーにも紅茶にも緑茶にも合う。
そして、
白い鳩と赤い『鳩サブレー」の文字が映える、
あの黄色の缶!
シンプルな味にシンプルな缶!
私にとって、これ以上最高なものはありません🥰
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