寿 〜誰かの喜びを一緒に喜ぶ言葉〜
寿。
友人に赤ちゃんが生まれたと聞き、
お祝いの気持ちを込めて
書きました。
新しい命の誕生。
それは、そのご家族にとって、
かけがえのない喜びの日です。
ずっと気になっていたので
赤ちゃんが生まれたという知らせを受けて
私も自然と嬉しくなりました。
そしてふと思ったのです。
「おめでとう」って
どんな意味の言葉なんだろう。
普段何気なく使っているけれど、
改めて考えてみると不思議な言葉です。
調べてみると「めでたい」の語源には、
愛でる。
尊ぶ。
喜ぶ。
そんな意味があるそうです。
だから「おめでとう」は
単なる挨拶のような言葉ではなく
「あなたの喜びを
私も尊く、嬉しく思っています」
という気持ちを伝える言葉なのかもしれません。
誰かの幸せを見て、聞いて
自分まで嬉しくなる。
誰かの挑戦を見て、聞いて、
応援したくなる。
誰かの成長を知って、
心が温かくなる。
そう考えると、「おめでとう」は
人と人をつなぐ言葉なのだと思います。
私は書を通して言葉と向き合う時間が多いのですが、
文字には不思議な力があります。
同じ言葉でも
ただ読むのと
心を込めて書いて伝えるのとでは
感じ方が変わります。
今日書いた「寿」という文字もそうでした。
書きながら
友人の喜ぶ顔を思い浮かべました。
赤ちゃんを見て微笑む姿を想像しました。
その幸せがこれからも続いていくことを願いました。
一文字の中に
たくさんの想いが宿るのだなと思います。
毎日、誰かが生まれています。
毎日、誰かの誕生日があります。
毎日、誰かが新しい一歩を踏み出しています。
私たちはつい、
自分の目の前の出来事に追われたり流されたりしてしまうけれど
世界を見渡せば
今日という日は
たくさんの喜びが生まれている日なのだと思うのです。
そして、
今この文章を読んでくださっているあなたにも。
おめでとう。
今日という一日を迎えたことに。
日々歩みを進めていることに。
大きな出来事がなくてもいい。
特別な日でなくてもいい。
今日を迎えられたこと自体が
本当はとても尊いことなのだと思います。
今日もどこかで
たくさんの「おめでとう」が生まれている。
毎日は本当に素晴らしい!!

